iPhoneSE(第2世代)は、2020年4月に発売されてから、その手頃な価格と使いやすさで多くの人に選ばれています。
2023年現在でも、このモデルを日常的に使っている人は非常に多いですね。
しかし、発売から3年以上が経過して、「iPhoneSE(第2世代)はいつまで使えるのだろう?」「サポートはいつ終わるの?」と疑問に思っている方もいるでしょう。
この記事では、2023年におけるiPhoneSE(第2世代)の現状と、これからもiPhoneを快適に使い続けるためのコツをご紹介します。
iPhoneSE(第2世代)は今でも十分現役であり、適切なメンテナンスを行えば、まだまだ長く使い続けることができます。
どのようにしてiPhoneの寿命を延ばすか、その方法を一緒に見ていきましょう。
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iPhoneSE(第2世代)発売日・機種の特徴は?
iPhoneSE(第2世代)は2020年4月24日に発売され、『iPhoneSE2』とも呼ばれています。
このiPhoneの一番の特徴は、2019年9月に発売されたiPhone11シリーズと同じCPUを搭載していることです。
これにより高スペックでありながら、ホームボタンが付いており、以前のモデルに慣れている方々にとっても使いやすい設計となっています。
iPhoneX以降、ホームボタンのないデザインが多くなりましたが、iPhoneSE(第2世代)はiPhone8と同様の使い勝手を提供しています。
加えて、このモデルのもう一つの大きな魅力はその価格の安さです。
特に2021年以降、様々なキャリアのキャンペーンを活用することで、非常に低価格で手に入れることができるケースもありました。
その結果、2023年10月現在でも多くのユーザーがiPhoneSE(第2世代)を使用しており、その数はまだまだ多いと言えます。
使いやすさとコストパフォーマンスの良さで、多くの人々に支持されています。
iPhoneSE(第2世代)は正直いつまで使えるの?
結論から言えば、iPhoneSE(第2世代)は今後2〜3年間は問題なく使い続けることができると言えます。
それでは、多くの方が抱える「実際にiPhoneSE(第2世代)はいつまで使えるのか?」という疑問に対して、客観的にお答えしていきましょう。
2025年9月をもってiOSがサポート終了になる可能性が高い
iOSは毎年秋に、新しいバージョンが発表されます。
たとえば、2022年には「iOS16」が、2023年には「iOS17」が登場しました。
これらのアップデートは、最新の機能をiPhoneに追加する重要な役割を果たしています。
しかし、発売から6年が経過したiPhoneモデルは、新しいiOSのアップデートを受けられなくなることがあります。これを「サポート終了」と言います。
サポートが終了すると、新しいiOSの機能を使うことができなくなり、それがデメリットとなります。
例えば、iPhoneSE(第2世代)はiPhone11シリーズと同じく、第13世代のiPhoneに分類されます。
このため、2025年の9月には、これらのモデルもiOSのサポートが終了する可能性が高いです。
ただし、iOSのサポートが終了した後でも、セキュリティ更新は続けられるため、安心して使用を続けることが可能です。
【Apple】修理サポートの期限は2027年3月まで
iPhoneが販売終了してから5年以上7年未満が経過すると、Appleによって「ビンテージ製品」と呼ばれるようになります。
ビンテージ製品になったiPhoneは、修理サポートが限られてきます。
さらに、販売終了から7年以上経つと、「オブソリート製品」となり、Appleの正規修理サポートを一切受けることができなくなります。
たとえば、iPhoneSE(第2世代)は2022年3月に販売が終了しました。
このため、2027年3月にはこのモデルのAppleによる修理サポートも終了する見込みです。
ただし、Appleの正規修理サポートが終了した後でも、非正規の修理店では引き続き修理が可能であることが多いです。
これにより、iPhoneを長く使い続けることができるでしょう。
スペック的には十分これからも2・3年は現役OK
iPhoneSE(第2世代)は、iPhone11シリーズと同じCPUを搭載しており、販売価格に対して非常に高性能です。
iPhoneはもともと高性能で作られているため、2023年はもちろん、今後2~3年間は現役で活躍することが期待されます。
しかし、3Dのゲームアプリなどは年々動作要求が高くなる傾向があります。
そのため、ゲームをよく楽しむユーザーにとっては、将来的にこのiPhoneのスペックが物足りなく感じられるかもしれません。
特に最新のゲームを快適に楽しむためには、より高いスペックが求められることがあります。
iPhoneSE(第2世代)が今でも現役な選択肢であるワケ
iPhoneSE(第2世代)について、サポート終了日がまだ先であることと、スペックが十分であることをご紹介しました。
これから、このiPhoneがなぜ今でも現役で使い続けることができるのか、その理由を詳しく解説していきます。
便利なホームボタン&Touch ID(指紋認証)を実装
iPhoneSE(第2世代)は、その使いやすさが際立つ特徴の一つとして、画面下にホームボタンを備えています。
このホームボタンは、ワンタッチでiPhoneのホーム画面に戻ることができる便利な機能です。
さらに、このボタンにはTouchID(指紋認証)の機能も組み込まれており、セキュリティ面でも優れています。
最新のiPhoneモデルではホームボタンがなくなり、全画面ディスプレイが採用されていますが、多くのユーザーはホームボタンの直感的な操作性を好んでいます。
TouchIDによる指紋認証は、その反応速度と正確さが高く評価されています。
最新のiPhone15シリーズに搭載されているFaceID(顔認証)も非常に高速で正確ですが、TouchIDはそれに劣らず、特に手袋をした状態や特定の状況下でiPhoneを素早く使いたいときに便利です。
このような特徴から、iPhoneSE(第2世代)はまだまだ多くのユーザーに愛され続けています。
5Gは未対応だが、数年は4G通信でも問題なく使える
iPhoneSE(第2世代)は、2020年発売のiPhone 12シリーズが導入した次世代通信システム「5G」には対応していません。
しかし、日本の4大キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル)が5G対応のスマートフォンを次々と市場に出している中でも、5Gの普及にはまだ時間が必要です。
5Gが受信できるエリアも限られています。
2023年10月の時点で、4G通信が終了するという情報はありません。
今後も4Gと5Gは並行して運用されることが予想されるため、iPhoneSE(第2世代)が5Gに未対応であっても「時代遅れ」と感じる状況にはすぐには至らないでしょう。
したがって、このモデルを引き続き安心して使用することができます。
この点を理解していれば、iPhoneSE(第2世代)のユーザーは通信速度の面で不利になることなく、依然としてこのデバイスを有効に活用できるはずです。
Apple修理サポート・非正規メンテナンスどちらも使える
Appleの正規修理サポートが2027年3月に終了するとしても、iPhoneSE(第2世代)は非正規の修理店で引き続き修理が可能です。
特にこのモデルは人気があり、修理部品の供給も継続される見込みです。
これは、部品の流通が途切れることなく続くため、万が一故障してしまっても、いつでも修理が行える状況が期待できるということです。
そのため、ユーザーはiPhoneSE(第2世代)を安心して使い続けることができます。
修理部品が利用可能である限り、故障に対しても適切な対応が取れるため、このデバイスの寿命を延ばすことが可能になります。
iPhone(第2世代)を長く使いたければ気をつけておきたいポイント
iPhoneSE(第2世代)は、これから2~3年間は問題なく使えると考えられますが、長く使っていると、どうしても経年劣化で困ったことが起こるかもしれません。
これからは、iPhoneSE(第2世代)を長く使っていくためのいくつかの工夫を紹介していきましょう。
一定の間隔でバッテリーを交換する
iPhoneのバッテリーは、使うたびに少しずつ劣化していきます。
バッテリーは、放電してから充電するというサイクルを繰り返すたびに、その性能が下がってしまうのです。
たとえ画面を割らずに、傷一つつけずに大切に使っていたとしても、バッテリーの経年劣化は避けられません。
もし、アプリの起動や切り替えが遅かったり、ページのスクロールがカクカクしたり、充電の減りが早かったりするようなら、それはバッテリーが劣化しているサインかもしれません。
また、急に電源が切れたり、何度も再起動を繰り返したり、iPhoneが熱くなることも、バッテリー交換のタイミングかもしれません。
これらの症状が見られたら、早めにバッテリーを交換することをお勧めします。
充電ケーブル・充電器はApple純正品を使う
iPhoneを充電するときは、できるだけApple純正のケーブルを使うことが大切です。
市場にはたくさんのサードパーティ製の充電ケーブルや充電器がありますが、安価な製品はしばしばiPhoneに合わない電圧で作られていることがあります。
このような製品を使うと、iPhoneの内部部品やバッテリーに余計な負担をかけ、故障の原因になることがあります。
特に、100円ショップなどで売られているケーブルや充電器は、品質が低く壊れやすいだけでなく、iPhone自体の寿命を縮めてしまうことがあります。
安心してiPhoneを長く使い続けたいのであれば、これらの製品の使用は避け、推奨される純正品を選ぶことが賢明です。
バックアップを保存しておく
iPhoneを使う上でとても大切なのは、データのバックアップをこまめに取ることです。
iPhoneのデータは、iCloudやiTunesを使ってバックアップを作成しましょう。
時々、iOSアップデートがうまく行かなかったり、いわゆる「リンゴループ」と呼ばれる状態になったりして、大切なデータが失われてしまうことがあります。
データが消えてしまうトラブルは意外と多いので、大切な写真やメッセージ、アプリのデータを守るためにも、バックアップは面倒かもしれませんが、定期的に取ることが推奨されます。
そうすることで、何か問題が起こったときでも、大切なデータを失うことなく、安心して使い続けることができます。
液晶保護フィルム・スマホケースを着ける
iPhoneの画面が割れたり、液晶が壊れたりするトラブルは意外と多いです。
特にiPhoneを地面に落とすような強い衝撃が加わると、画面が割れやすくなります。
そのため、画面保護フィルムやスマホケースを使うことは非常に重要です。
これらはiPhoneを保護して、もし落としてしまったときにも、大きなダメージから守ってくれます。
画面が割れてしまうと、表示がおかしくなったり、タッチ操作ができなくなったりすることがあります。
そうなると、日常生活で大きな不便を感じることになるかもしれません。
だからこそ、日頃からiPhoneの画面には特に注意を払い、適切な保護対策を講じることが大切です。
これから中古iPhoneSE(第2世代)を買うのは遅すぎる?
iPhoneSE(第2世代)は、2023年10月現在でも中古市場で非常に人気があります。
その人気の理由は、私たちがこれまで話してきたとおりです。
このモデルは高性能で、他のモデルと比べても価格が手頃ですし、使いやすいという利点があります。
中古のiPhoneSE(第2世代)を購入することは、非常に良い選択です。
特に、現在iPhone6からiPhone8のモデルを使用している方や、サブとして2台目のiPhoneを検討している方には最適です。
性能、価格、使い勝手のバランスがとれているため、多くの人にとって魅力的なオプションと言えるでしょう。
iPhone(第2世代)からの買い替えにオススメな2つの機種
今、iPhoneSE(第2世代)を使っている方で、新しいiPhoneに買い替えを考えている方に向けて、現在おすすめのiPhoneを2種類紹介しますね。
この2つのモデルは、最新の機能と素晴らしい性能を持っているので、新しいiPhoneに変えるときに良い選択肢になるでしょう。
それでは、これからそのおすすめモデルを具体的に説明していきます。
iPhone15シリーズ
2023年9月に発売された最新のiPhone、それが「iPhone15シリーズ」です。
このシリーズには、「iPhone15」、「iPhone15 Plus」、「iPhone15 Pro」、「iPhone15 ProMax」という4つのモデルがあります。
中でも「iPhone15」は、一番スタンダードで価格も手ごろです。
「iPhone15」の定価は124,800円からとなっており、iPhoneSE(第2世代)と比べると少し高いですが、その分、機能も多くスペックも格段に向上しています。
特にゲームアプリをスムーズに楽しみたい方や、高性能なカメラできれいな写真を撮りたい方には、「iPhone15シリーズ」がおすすめです。
最新のテクノロジーを体験できるので、アップグレードを検討している方にはぴったりの選択肢ですね。
iPhone SE(第3世代)
iPhoneSE(第3世代)は、iPhoneSE(第2世代)の後継モデルとして2年後に発売されました。
見た目は第2世代とほとんど変わりませんが、iPhone13シリーズと同じCPUが搭載されているため、性能は大きく向上しています。
iPhoneSEシリーズの特徴である「手頃な価格で購入できる」点も、第3世代にはしっかりと引き継がれています。
現在の定価は62,800円(税込)からとなっており、iPhoneSE(第2世代)からの買い替えにはとても良い選択肢です。
コストパフォーマンスが高く、より強力なCPUを得られるため、使い勝手も良くなっているので、アップグレードを考えている方にはおすすめですね。
iPhoneSE(第2世代)は少なくとも2027年3月までは使える!
本記事でここまで紹介した内容を、最後にまとめてみましょう。
iPhoneSE(第2世代)のiOSアップデートは、2027年3月で終了する予定です。
このモデルの人気の理由は、ホームボタンとTouch IDがあり、スペックも十分だからです。
2023年10月現在でも、このiPhoneを新しく購入しても大丈夫です。
もし新しいiPhoneに機種変更を考えている場合、おすすめのモデルはiPhoneSE(第3世代)とiPhone15です。
iPhoneSE(第2世代)は、2023年現在でも活躍中で、今後もしっかりと使い続けることができるスペックとサポートが整っています。
このモデルを使っている方は、バッテリーの劣化や故障に注意して、長く安心して使い続けましょう。
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