2019年11月に発売されたAQUOS sense3は、2021年10月にサポートが終了しました。
現在(2023年11月)、このスマートフォンはAndroid OSの更新もセキュリティアップデートも受けていません。
それでもAQUOS sense3をどれくらい使い続けることができるか、不安に思っている方もいるでしょう。
サポートが終了したスマートフォンを使い続けることにはリスクが伴いますが、日常的な使い方であればまだまだ使える場合もあります。
この記事では、サポート終了後もAQUOS sense3を安心して使い続けるためのポイントをお話しします。ぜひ参考にしてください。
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AQUOS sense3はいつまで現役で使えるのか解説
AQUOS sense3を2023年に使い続けることはおすすめできません。
その主な理由は、OSのサポートが終了しており、デバイスのスペックも現代のアプリやサービスに対応するには不十分だからです。
次から、その理由について詳しくご説明しますので、ぜひ参考にしてください。
OSサポートは終了している
Android OSのサポートとは、端末に対する最新のAndroid OSの更新を指します。
たとえば、2023年10月時点で最新のAndroidはバージョン14ですが、AQUOS sense3では最後の更新が2021年6月のAndroid 11までです。
OSの更新を行うことで、セキュリティが強化され、ウイルスから守られます。
システムの不具合が修正され、スムーズな操作が可能になるのです。
操作性が向上し、スマホの動作が改善されるなどのメリットもあります。
しかし、更新が止まると、新しいセキュリティ脅威から保護されなくなり、システムの不具合が修正されないため、最新のアプリが使えなくなることもあります。
特に、セキュリティの問題は深刻で、個人情報が漏洩するリスクが高まります。
スマートフォンもパソコンと同様にウイルスに感染するリスクがあるため、セキュリティが弱い端末は安心して使用できません。
これは、AQUOS sense3が新しいウイルスや不具合に対して無防備であることを意味します。
低スペック化で性能が合わなくなる
AQUOS sense3を使っていて、ゲームが遅かったり、動画がよく止まることはありませんか?
これは、スマートフォンのスペックに関連する問題です。
周りの人たちが最新の高性能スマートフォンを使っていると、その性能差を強く感じることでしょう。
また、スマートフォンは3年も使うと、充電してもすぐにバッテリーが切れたり、ゲームの動きがカクカクしたりすることが増えます。
動画が重くて開かなかったり、アプリを起動すると強制終了するようなトラブルも、使用しているうちによく発生します。
これはスマートフォンの寿命に近づいている証拠です。
現在は問題なく使えていても、これから先、新しいアプリやゲームを楽しむことが難しくなるかもしれません。
AQUOS sense3はまだ使える?【理論上は4G終了までOK】
AQUOS sense3が全く使えなくなるかどうかについてですが、理論上は4G回線がサービスを終了するその日まで使うことができます。
サポートが終了しても、すぐに動作しなくなるわけではありません。
快適さは少し落ちるかもしれませんが、普段の使用は問題なく続けられるでしょう。
具体的には、4G回線のサービスが終了するまでは、電話やインターネットへの接続が可能です。
ただし、4G回線が停止すると、それ以外ではただの箱となり、電話やモバイルデータでのネット接続は不可能になります(Wi-Fiを使ったインターネット接続は引き続き可能です)。
各キャリア(au、ドコモ、ソフトバンク)から4G回線のサービス終了日はまだ発表されていませんが、3G回線が約25年間続いたことを考えると、4G回線も少なくとも15年以上は続くと考えられます。
しかし、スマートフォンの一般的な寿命は約5年と言われているため、2024年内に新しい機種への買い替えを検討するのも良いでしょう。
AQUOS sense3サポート切れの後も使って大丈夫な人・やめた方がいい人
続いて、現役でAQUOS sense3を使っても良い人・そうでない人を解説していきます。
サポート終了している機種なので、使っても問題ない人の条件はかなり限られてきます。
基本的には、買い替えをおすすめします。
では、それぞれに当てはまる人の特徴を見ていきましょう。
AQUOS sense3を現役で使って大丈夫な人
AQUOS sense3を現役で使い続けたいと考えている方にとって、動きが遅いことやバッテリーの持ちが悪いこと、新しいアプリやゲームを使わないことなどが問題なければ、まだまだ活用することができます。
特に、お金をあまりかけたくない方や、スマートフォンの必要最低限の機能だけを使えればいいという場合には、AQUOS sense3を使い続けるのは良い選択です。
ただし、セキュリティ面でのリスクは考慮する必要があります。
特にネットショッピングや個人情報を扱う活動には向かないため、そのような用途では使用を控えることをお勧めします。
セキュリティのアップデートが停止しているため、個人情報の漏洩などのリスクが高まる可能性があります。
ですから、安全な使い方を心がけることが大切です。
AQUOS sense3を現役で使うのはやめた方がいい人
AQUOS sense3への買い替えをおすすめする人は次のとおりです。
サクサクとストレスなく操作したい人、バッテリーの心配を無くしたい人です。
最新のアプリやゲームを楽しみたい人、ネットショッピングを安全に楽しみたい人も該当します。
快適なスマートフォンを求めているなら、新しいモデルにすることで、新しいゲームやアプリを安心して楽しむことができるでしょう。
AQUOS sense3を買い替えるのにおすすめモデル
新しい機種に買い替えるときにおすすめのモデルを紹介します。
具体的な機種を3つピックアップしてみました。
【AQUOS sense8】
AQUOS sense7は、2023年11月に発売された最新のスマートフォンです。
AQUOS sense3と同じシリーズなので、機種変更しても使い勝手に違和感はないでしょう。
この新しいモデルは、6.1インチの大きな画面を持ちながらも、本体重量は159グラムと軽量です。
6万円台のリーズナブルな価格で、最新機能が備わっているのが魅力的です。
さらに、ハイエンドモデルに匹敵するカメラ性能、省エネルギーで長持ちする大容量バッテリー、目に優しい最大180Hzのなめらかなディスプレイ、マスクをしたままでも使える顔認証や指紋認証など、多くの便利な機能があります。
防水・防塵・耐衝撃性能を持つポップカラーのボディも特徴です。
販売はドコモ、au(オンライン限定)、楽天モバイル、そして格安SIMのUQモバイルやJ:COMモバイルで行われていますが、ソフトバンクでは現在のところ取り扱いがありません。
分割払いを考えている方は、キャリアの返却プログラムを利用すると良いでしょう。
キャンペーンやプログラムを上手に使えば、購入価格をほぼ半額で済ませることも可能です!
【Galaxy A55 5G】
Galaxy A55は、2024年5月以降に発売されたAシリーズのミドルレンジ最新モデルです。
このスマートフォンは、6.6インチの大画面有機ELディスプレイを備えており、明るく見やすい画面が特徴です。
さらに、リフレッシュレートは最大120Hzで、5,000mAhの大容量バッテリーを搭載しているため、長時間にわたって美しい映像を楽しむことが可能です。
カメラ性能も向上しており、昼夜や距離を問わず、カメラにお任せでクリアな写真を撮ることができます。
また、AI加工機能が加わり、「オブジェクト消去」という消しゴム機能を利用して、撮り直しができない場面でも簡単に修正ができます。
auでの一括購入や端末購入プログラムを利用すると、特にお得に購入することができます。
発売直後から価格が下がっているため、auでの購入が特におすすめです。
【Google Pixel 8a】
Google Pixel 8aは、2024年5月14日に発売された大人気の『7a』の後継モデルです。
この新しいスマートフォンは、手頃な価格でありながら、AI機能やPixel特有の便利な機能が詰まっていて、ちょうどいい一台と言えるでしょう。
特に注目すべきはその写真編集機能です。
消しゴムマジックや編集マジック、ベストテイクといった機能により、写真の編集が驚くほど簡単になりました。
さらに、リアルタイム翻訳、かこって検索、Gemini文章生成など、AI機能が豊富に搭載されており、廉価版モデルとは思えないほどの性能を持っています。
カラーバリエーションも魅力的で、ビタミン系のAloeをはじめ、気分に合わせて選べる多彩な色があります。
先代モデルが徐々に販売終了となっているため、この機会を逃さずに手に入れることをおすすめします。
AQUOS sense3を現役で使い倒すのに必要なメンテナンス
まだ現役でAQUOS sense3を使いたいと言う人、すぐに機種変更するのは難しいという人に、引き続き現行機種を使うコツを紹介します。
考えられる方法としては、修理して使うこと、そしてウイルス対策を行うことがおすすめです。それぞれ解説していきますね。
AQUOS sense3を修理して継続使用
スマートフォンは使っているうちに、特にバッテリーが劣化していく消耗品ですね。
もし充電がすぐになくなってしまうようなら、バッテリーの交換や修理を考えると良いでしょう。
AQUOS sense3の場合、発売元のキャリアで2025年1月頃まで修理を受け付けています。
その後は、街のスマホ修理ショップで対応してもらえますが、修理費用は高くつくことがあります。
たとえば、画面の割れやバッテリー交換以外の修理では、約4万円もかかることがあります。
修理をしても、サポートが終了したスマホが手元に残るだけです。
新しいスマホを購入できる4万円があるなら、状況に応じて新しい機種に切り替えるのも一つの選択肢ですね。
AQUOS sense3にウイルス対策ソフトを導入
サポートが終了したスマホを使い続ける場合、セキュリティソフトを導入することは非常に重要です。
これは、個人情報が漏洩するリスクを少しでも減らすためです。
特におすすめなのは、モバイル版ウイルスバスターです。
これは日本で非常に人気があり、サポートの迅速さや、日本向けのウイルス解析が迅速である点が特徴です。
他にも、ノートンモバイルセキュリティやカスペルスキーといった代表的なセキュリティソフトがあります。
これらのウイルスソフトは更新制で、大体1年ごとに3,000円から5,000円程度の更新料が必要です。
セキュリティソフトを導入することで、古いスマホでも安心して使用することができます。
AQUOS sense3サポート終了した後も使えているアプリ
AQUOS sense3はAndroid 10を搭載しており、OSのアップデートが終了している状態です。
主要なアプリの動作状況を見ると、一般的なソーシャルメディアアプリやショッピングアプリは問題なく動作しています。
例えば、LINE、Facebook、Instagram、Twitter、メルカリなどが動作OKとされています。
一方で、ゲームアプリに関しては状況が異なります。
特に「ウマ娘-プリティーダービー」はプレイ可能ですが、動作が重いという報告があり、非推奨機種とされています。
さらに、「原神」は動作が非常に厳しいとされ、カクカクするため、実質的にはプレイが困難です。
今後アプリが更新されるにつれて、新しい機能や改善が加えられることで、古いOSバージョンでは安定して動作しないか、完全に対応外となる可能性が高くなります。
そのため、頻繁に使用するアプリや、特にパフォーマンスを要求するアプリを利用する場合は、新しい機種へのアップグレードを検討することが賢明だと思います。
新機種に乗り換えたらかなり快適になる
サポートが終了したAQUOS sense3を使い続けることに比べて、新しいモデルに切り替えるほうがたくさんのお得な点があります。
新しいスマートフォンは、最新技術でサクサク動くので、操作がとても快適です。
また、新しいアプリやゲームもすいすいと楽しめますし、カメラ性能の向上により、もっときれいな写真を撮ることができるようになります。
バッテリーの持ちも良くなっているため、長時間使っても大丈夫です。
さらに、最新のセキュリティで安心して使えるのも魅力です。
特に同じシリーズの新しいモデル、たとえばsense 8に機種変更すると、故障の心配がなくなり、もっと快適に過ごせます。
実際に不具合が起こってからでは、余計な出費や操作できない時間が増えてしまい、ストレスがたまりやすいので、新しいモデルへの切り替えを考えておくといいでしょう。
中古スマホをゲオやイオシスで買うのは要注意
中古ショップでスマートフォンを購入することを考えている方もいるでしょう。
確かに、中古品は新品よりも安く手に入れられるし、もう生産が終わったモデルも見つかるかもしれませんね。これは大きなメリットです。
しかし、中古品にはいくつかのデメリットもあります。
たとえば、バッテリーが劣化している可能性があることや、OSのサポートがすでに終了している、あるいは間近であることが挙げられます。
また、個人間取引で不良品を買ってしまうリスクもありますし、欲しいモデルが必ずしも中古市場にあるとは限りません。
初期費用を抑えることができるのは魅力的ですが、スマホを長く使いたいと考えているなら、新品をお得に購入する方法が最も確実です。
新品なら保証も充実していますし、トラブルに遭遇した時のサポートも期待できますよ。
オンラインショップで買うのが良い理由
オンラインショップでのスマートフォン購入をお勧めする理由はいくつかあります。
まず、在庫数が豊富で、探しているモデルを見つけやすいです。
また、多くのオンラインショップでは実質的に送料無料で利用でき、24時間いつでも購入が可能なので、忙しい方にも便利です。
さらに、一部のキャリアでは3,850円の事務手数料が無料になるキャンペーンを行っており、頭金の支払いが不要な場合もあります。
オンラインなら、店舗での余計な勧誘も受けることがなく、ストレスフリーでショッピングを楽しめます。
ただし、オンラインショップを利用する際には注意すべき点もあります。
次の部分でそれらのポイントについて詳しく解説しますので、購入前にしっかりと確認しておくと安心です。
事務手数料の3,850円がタダになるキャリアも
スマートフォンを店舗で購入する際には、事務手数料が必ずかかります。
多くのキャリア店舗では、この手数料が3,850円に設定されています。
しかし、オンラインショップを利用することで、この事務手数料を節約できる場合があります。
特に、多くのキャリアではオンラインショップでの購入時には手数料が無料、つまり0円になるため、大変お得です。
ただし、例外としてauではオンラインショップでも事務手数料がかかるので注意が必要です。
このように、オンラインでの購入が事務手数料を節約する手段として非常に有効であるため、活用しない手はないと言えるでしょう。
頭金(手数料)もかからない
「頭金」とは、スマホを購入する際に店舗に支払う追加料金のことで、必ずしも必要なものではありません。
オンラインショップでは、この頭金が無料、つまり0円でスマホを購入できますが、店舗での購入では3,000円から12,000円程度の頭金がかかることがあります。
この頭金の金額は店舗や機種によって異なりますが、実質的には余計な出費と言えます。
そのため、頭金を支払わずに済むオンラインショップでの購入が、経済的には非常に合理的です。
無駄な出費を避け、賢くスマートフォンを手に入れたい場合は、オンラインでの購入を検討することをおすすめします。
オンラインショップでの買い物で注意すべき点
オンラインショップでスマートフォンを購入する際には、いくつか注意すべきポイントがあります。
まず、直接店舗でスタッフと相談しながら購入することができないため、事前に自分で情報をしっかりと調べる必要があります。
また、購入した機種を受け取るまでには、早くても翌日まで待たなければならないことが多く、即日で手に入れたい場合には不便を感じるかもしれません。
さらに、実際に端末を手に取って確かめることができないため、実物を見てから決めたい方には向いていません。
これらのデメリットが気にならない方であれば、オンラインでの購入が向いていると言えます。
また、オンライン限定のキャンペーンを利用すれば、さらにお得にスマートフォンを購入することが可能です。
このようなキャンペーンは頻繁に行われているため、購入前にはキャンペーン情報もチェックすると良いでしょう。
AQUOS sense3 は一応使えるが買い替えの余地あり
AQUOS sense3は現在でも使用可能ですが、サポートが終了しているため、時間とともにその利用は難しくなっていきます。
特にセキュリティの面でリスクが高まり、ハッキングによる個人情報の流出などの危険が増えるかもしれません。
このため、新しいスマートフォンへの買い替えをおすすめします。
オンラインショップで新機種を購入すれば、事務手数料がかからず、さらに1万円以上安く購入できる場合もありますよ。
今回の記事では、サポート終了後もAQUOS sense3をどこまで使えるかについてご説明しましたが、まだ使えてはいますが「ギリギリ」の状態です。
このような状況で使い続けるのは推奨できず、完全に故障してしまい、大切なデータを失う前に、新しいモデルへの切り替えを検討することを強くおすすめします。
安全かつ快適にデバイスを利用するためにも、早めの機種変更をご検討くださいね。
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