スマホ疑問・知識

【Androidスマートフォン】メーカーごとのOSサポート期限を解説

私が2021年に購入したZenfone 7 Proは、10万円ほどでした。

このスマホのOSアップデートは、発売後半年と1年半後の2回行われたのですが、ちなみに私が使い始めてからのアップデートは1回だけでした。

では、2024年3月現在、他の会社のスマホはどれくらいOSアップデートを受けているのでしょうか。

この記事では、サポート期限を調査してまとめてみました。

基本はOSアップデートが2回といっても、必ずしも2年とは限らないことを覚えておくと良いですよ。

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【メーカー別】最新人気スマホのサポート期間を紹介

各メーカーの最新の売れ筋モデルのサポート期間について説明します。

Google(グーグル)の「Pixel 8」は2023年10月に発売され、価格は9万円です。

OSはAndroid 14で、OSアップデートとセキュリティアップデートはどちらも2030年10月までの7年間サポートされます。

Samsung(サムスン)の「Galaxy S23」は2023年4月に発売され、価格は13万円です。

初期OSはAndroid 13で、OSアップデートは4世代(Android 14, 15, 16, 17まで)提供され、セキュリティアップデートは2028年4月までの5年間です。

SHARP(シャープ)の「AQUOS sense8」は2023年11月に発売され、価格は5万円です。

このモデルはAndroid 13からスタートし、OSアップデートは最大で3回(Android 14, 15, 16まで)、セキュリティアップデートは最大で5年間(2028年11月まで)提供されます。

SONY(ソニー)の「Xperia 5 V」、OPPO(オッポ)の「Reno9 A」、Xiaomi(シャオミ)の「Redmi 12 5G」、そしてASUS(エイスース)の「Zenfone 10」については、OSアップデートとセキュリティアップデートの期間が公開されていません。

Motorola(モトローラ)の「edge 40」は2023年7月に発売され、価格は5万円です。

OSアップデートとセキュリティアップデートの情報は非公開ですが、セキュリティアップデートは2027年5月までとされています。

以上の情報から、各社のサポート期間にはかなりのばらつきがありますが、長期間のアップデートを提供するGoogleのPixelシリーズなどが特に注目されます。

サポート期間は長くなりつつある

Apple(アップル)は毎年1回、OSアップデートを行っており、一般的に5回のアップデートが基本とされています。

しかし、Apple自身は具体的なOSアップデートのサポート期間を公表していません。

経験則によると、サポート期間はおよそ5年間くらいとされています。

これは実際にサポート期間が長いことから、ユーザーにとっては安心材料となっています。

一方、AndroidスマートフォンのOSサポート期間は最近延びていることが見られます。

特にGoogleとSamsungのサポート期間が長く、Googleは7年間、Samsungは4回のOSアップデートを提供しています。

また、Samsungは将来のGalaxy S24からはサポート期間を7年間に延長する予定です。

ただし、Samsungの製品には一つ問題点があります。

日本ではSamsungのスマートフォンがキャリア版のみで販売されており、オープンマーケット版は販売されていません。

これは多くのユーザーにとって少し残念な点かもしれません。

EUの動向にも注目が集まる

EUでは、持続可能性を重視した新しい取り組みが進行中です。

2025年6月から施行されるEUエコデザインおよびエネルギーラベリング規則により、耐久性があり、修理がしやすいスマートフォンのみが販売されることになります。

この規則は、スマートフォンが流通終了後も少なくとも7年間、修理サポートが提供されることを義務づけています。

これは実質的には8年以上の修理サポート期間となるでしょう。

また、この規則にはセキュリティアップデートが少なくとも5年間必要であるという要件も含まれていますが、修理サポートが8年間提供される場合、セキュリティアップデートも同様に8年間行われることが期待されます。

期間非公開のメーカーはどうなる?

2023年に発売された機種で、サポート期間が公開されていない場合、おおよそOSアップデートは2回、セキュリティーアップデートは3年から4年間提供されることが多いです。

この対象には、SONYやOPPO、Xiaomi、ASUS、Motorolaなどのブランドが含まれます。

また、Xiaomiの上位機種である「Xiaomi 13T」と「Xiaomi 13T Pro」のグローバル版では、4回のOSアップデートと5年間のセキュリティーアップデートが提供されることが発表されています。

この情報は、世界版の製品について特に公表されているようです。

これは、製品の日本語化に関連しているのかもしれませんね。

Android OSがアップデートされる周期

Android OSのアップデートサイクルについて、Android 10以降の各バージョンが正式にリリースされた日付は以下の通りです。

  • Android 10は2019年9月
  • Android 11は2020年9月
  • Android 12は2021年10月
  • Android 13は2022年8月
  • Android 14は2023年10月

これらの情報は、各バージョンが公式に発表された時期を示しており、ユーザーが新しい機能や改善を体験できる目安となります。

基本は年1回、8~10月に更新

Android OSは毎年1回のペースでアップデートされていることが分かります。

具体的には、毎年8月から10月の間に新しいバージョンがリリースされています。

一方、iOSに関しては、毎年9月に新しいバージョンがリリースされるという一貫したスケジュールがあります。

各メーカーのAndroid 14アップデート状況

Android 14へのアップデートについて、各メーカーのスマートフォンモデルごとにいつアップデートされるかをまとめてみました。

GoogleのPixel 8は2023年10月に発売され、9万円で、すでにAndroid 14がインストールされています。

一方、SamsungのGalaxy S23は2023年4月に発売され、価格は13万円で、Android 13から2023年12月にAndroid 14へアップデートされる予定です。

SONYのXperia 5 Vも2023年10月に発売され、14万円で、2024年1月にAndroid 13から14へアップデート予定です。

XiaomiのRedmi 12 5Gは同じく10月に3万円で発売され、2024年3月にアップデートが行われる予定です。

SHARPのAQUOS sense8も2023年11月に5万円で発売され、同じく2024年3月にアップデートされます。

ASUSのZenfone 10は2023年9月に9万円で発売され、2024年4月にアップデートされる予定です。

Motorolaのedge 40は2023年7月に5万円で発売され、アップデートの準備が進行中です。

最後に、OPPOのReno9 Aは2023年6月に4万円で発売され、こちらもアップデートの準備が進行中です。

AndroidのOS開発元であるGoogleがやはり早め

本家のGoogleは10月に、その後Samsungは12月、SONYは翌年の1月、そしてXiaomiは3月と、メーカーごとにOSアップデートのタイミングが異なります。

アップデートが早いということは、ある意味でテスターのような役割を果たすこともあります。

早いアップデートが常に良いとは限りませんが、このような流れで各メーカーが更新を行っているのが見て取れます。

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