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Pixel8/8 Pro不具合の最新情報!バッテリーや発熱対策も

Pixel8/8 Proで発生している不具合の最新情報や対策をまとめました。

2023年10月のリリース以来、少しずつエラー報告が出てきているPixel8/8 Proですが、11月のアップデートを含む不具合対策を解説します。

Pixel8/8 Proの不具合にお悩み中のあなたは、ぜひ参考にしてみてください。

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Pixel8/8 Proの不具合報告と対策

2023年11月、記事執筆時点で報告されているPixel8/8 Proの不具合は次のとおりです。

  • バッテリーの異常消耗
  • 端末の発熱問題
  • 画面の変色
  • カメラの不具合
  • アプリが使えない
  • ブートローダーのロック解除

それぞれの不具合報告の内容と、自分でできる対策を合わせて紹介していきます。

バッテリーの異常消耗

Pixel8シリーズは、屋外などでモバイルデータ通信を使って作業した場合に、バッテリーが異常な速度で消耗するという問題が報告されています。

アメリカのRedditなどの報告によると、特に5G通信を使った場合、バッテリーの消耗に加えて本来は早いはずの通信速度も低下するとのこと。

ただし、同じ条件下でも不具合が出ていないとの声もあり、端末による個体差や、他の影響もあるかもしれません。

現状、できる対策としては5G通信を4GLTEもしくはWi-Fi接続に切り替えることです。

バッテリーの動きがおかしい場合は、回線の切り替えを試してみてください。

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端末の発熱問題

Pixel8シリーズは、バッテリーの異常消耗が起こった場合に、同時に発熱の不具合が発生する事象も確認されています。

これもバッテリーの消耗と同じく、5G通信を行った際に頻繁に見られる現象のようです。

せっかく5G対応スマホなのに、高速通信が使えないのは不便かもしれませんが、発熱問題が改善されるまでは安全のため控えるのが無難でしょう。

4GLTEやWi-Fi接続を使うには、端末の設定メニューから「ネットワーク」の項目でそれぞれ回線切り替えを行ってください。

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画面の変色

Pixel8 Proでは、常時点灯ディスプレイで画面の明度を暗くしたときに、文字の一部分がピンクやイエローに変色して表示される不具合が報告されています。

Proモデルのみで報告されている事象で、ディスプレイ全面に異変が起こるのではなく、一部分の文字色が変化して見えるのが特徴です。

ただし、画面の変色問題はGoogleも把握しており、今後のアップデートにて対応される見通しです。

今回11月に実施されるアップデートで修正されているかどうかは不明ですが、本営が把握して対処を明言している以上、近々改善される可能性が高いでしょう。

カメラの不具合

Pixel8 Proでカメラを使った場合にアプリが落ち、インストールしなおしても、また再起動が発生してしまう事象が発生しています。

公式フォーラムにて報告があり、現在Googleも把握している不具合であることが判明しています。

そのため、こちらも今後のアップデートにて対応される可能性が高いでしょう。

現在できる対策としては、カメラアプリのキャッシュを削除する、カメラアプリを起動したまま放置しない、などの方法が挙げられます。

これはあくまで回避方法で、不具合の根本が解決したわけではありません。

アップデートで問題が改善されるまでは、上記の対策を行いつつ、カメラ機能を使うようにしましょう。

アプリが使えない

Pixel8シリーズで、特定のアプリが使えなくなる不具合が公式フォーラムに寄せられています。

具体的には、イオンモールアプリや、ツタヤディスカスなどのアプリがうまく動作せずフリーズしてしまうとのこと。

アプリのキャッシュを削除し、再インストールを試みても改善しない事象で、Pixel側ではなくアプリ側の問題である可能性もあります。

この場合、アップデートで改善される可能性もありますが、アプリ側の開発サポートに報告すべき問題とも考えられるでしょう。

アプリの動作確認端末について、開発サポートに問い合わせしてみるのがおすすめです。

ブートローダーのロック解除

Pixel8 Proにて、ブートローダーのロックが解除されていたというセキュリティ上の問題が指摘されています。

海外の事例にはなりますが、Redditによると新品で購入したはずのPixel8 Proにおいて、電源をつけるとブートローダーのアンロック警告が表示されたとのこと。

日本国内で同様の報告は発見できませんでしたが、何らかの原因により、セキュリティが完全でない状態で端末が配送されてしまったようです。

ブートローダーのロックが外れていると、OSの書き換えなど自由に端末をいじれてしまうため、本来は開発環境など特殊な場合に操作されるものです。

万が一、届いた端末に警告が表示された場合は、すぐに交換対応を申し込むようにしましょう。

Pixel8/8 Proの不具合が改善されない場合は

Pixel8/8 Proの不具合が改善されない場合、無理に使い続けるのはストレスです。

もともとPixelという機種自体が、リリース後はアップデートを経て安定運用される性質ということは知っておく必要があるでしょう。

過去モデルを使っているユーザーは慣れているでしょうが、不具合をそのままにするわけにもいきませんから、改善されない場合の対処法をご提案します。

アップデートを待つ

11月7日に、GoogleはPixelシリーズのソフトウェアアップデートを提供開始しました。

一斉更新ではなく徐々に配信されるため、まだ反映していないユーザーもいるかもしれませんが、これにより先述の問題が改善される可能性があります。

しかしPixel8シリーズにおいては、リリース直後の初回アップデートになるため、発生している不具合の全てに対応している可能性は低いです。

Googleが問題を把握している不具合については、アップデートを重ねるにつれて改善される可能性が高いので、仮に今回改善されなくても続報に期待しましょう。

サブ機で代用する

前に使っていた端末やサブ機があれば、ひとまず代用するのもおすすめです。

少なくとも、発熱やバッテリー消耗といった、日常生活の使い勝手に直結するようなトラブルは避けられるでしょう。

外出先でスマホが使えないのは非常に不便です。

対策を講じても長時間持ち歩けないと言う場合は、一旦違う端末で代用し、アップデートやキャッシュクリアで状況が改善されるか確認してみましょう。

交換する

Pixel8の不具合が明らかに初期不良だと感じる場合は、販売元に相談して交換をお願いしてみてはいかがでしょうか。

ただし、原則は販売元にて初期不良と認められた場合のみ、新しい端末に交換してもらえる制度です。

たとえば、Pixel8に対応していないアクセサリを無理に使ったときや、誤った使用方法が原因で動作不良を起こした場合は、保証対象外となる可能性があります。

買い替える

Pixel8の不具合が解決しない場合に、「交換しても、また不具合が起きたら嫌だ」と思うなら買い替えもアリでしょう。

一般的には、どのような端末でも発売直後は不具合報告が目立ちますから、徐々にアップデートなどで落ち着いてくるのを待つことになります。

しかし、バッテリーやカメラなど、メイン機能の不具合があると機種変更したいと思うかもしれません。

たとえば、1世代前のPixel7シリーズなら、型落ちなので最新モデルより安く手に入りますし、リリース後1年経過しているため動作も落ち着いています。

また、5月にリリースされた廉価版のPixel7aも、価格とスペックの評価が高く、コスパの良い1台です。

Pixel8/8 Proの不具合が出たら焦らず対処しよう

本記事では、Pixel8/8 Proの不具合について最新情報をまとめ、自分でできる対策を紹介しました。

リリース直後のためか、残念ながらPixel8シリーズはバッテリーや発熱などの重大な不具合が発生しているようです。

すでにGoogleが把握している不具合も多く、今後のアップデートで随時修正されますので、今は続報に期待するしかありません。

全てのPixel8シリーズに影響が出ているわけではないようですが、当面はこれら不具合の原因を回避しながら使うのが賢明です。

ただし初期不良が考えられる場合は、早めにご自身が購入した販売チャネルへ端末交換を相談してみてください。

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