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iPhoneを10年使うことは可能?長持ちさせるコツや寿命の目安は?

iPhoneを10年使うことは可能なのかまとめました。

結論を言うと、iPhoneを10年使うことは「一応」可能ですが、使い勝手が悪くなったり、セキュリティリスクが高まったりします。

そこで今回は、iPhoneを10年使うことが可能な理由や買い替えの目安、寿命を長持ちさせるコツを紹介していきます。

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iPhoneを10年使うことは一応可能

使い勝手を無視すれば、iPhoneを10年使うことは一応可能です。

年数が増すと破損するリスクは高まるものの、Apple製品は頑丈ですし、iPhoneを10年使うユーザーは実際にいます。

ただし、古いiPhoneは徐々に使い勝手が悪くなるため、10年使うならばメインでなくサブ機扱いという人が多いのが実情でしょう。

公式発表の寿命は3年以上

iPhoneを10年使うことが可能な理由の1つめは、Apple社の公式見解でiPhoneの寿命は3年以上と言及されていることです。

Apple社は、iOS製品は基本的に3年の利用を想定して作られているが、実際はそれ以上長く使っているユーザーが多いと公言しています。

そのため、新品のiPhoneを購入したのち普通に使っていれば、3年以上は破損なく使い続けられるはず。

新品のiPhoneは高価ですし、iPhoneユーザーの多くが3年以上同じ機種を使っているのではないでしょうか。

iOSアップデートは約5年

iPhoneを10年使うことが可能な理由の2つめに、iOSアップデートは機種リリースから約5年提供されることが挙げられます。

iPhoneは一般的にAndroidスマホよりも長くソフトウェアアップデートが受けられるため、処理性能やセキュリティパッチを最新状態に更新可能です。

バッテリーは先に劣化しやすいため、1度は交換する必要があるかもしれませんが、iPhone自体は5年くらい問題なく使えるでしょう。

セキュリティアップデートが一つの目安

iPhoneを10年使うことが可能な理由の3つめとしては、セキュリティアップデートが大きく関係してきます。

iOSアップデートが対象外となると、徐々にアプリも使えなくなったり、最新機能が使えなくなったりと不便になってきます。

しかし、セキュリティアップデートはそれより長く設けられているため、バージョンによっては7年以上提供されることも。

快適さは無視したうえで、iPhoneを使うだけなら、端末が壊れない限り10年使うことは実際に可能でしょう。

ただし、セキュリティアップデートも対象外となった場合には、すぐiPhoneが使えなくなるわけではないものの、脆弱性が増してリスクが高まる点には注意が必要です。

iPhoneを10年使うためのコツ

iPhoneを10年使うためのコツは、本体の破損や劣化を避けることです。

適切にメンテナンスしながら使えば、iPhoneの寿命を伸ばしやすくなります。

バッテリーを交換する

iPhoneを10年使うためには、途中でバッテリーを交換する必要があります。

一般的に、iPhone本体よりもバッテリーが先に劣化しやすいため、2年以上経過すると電池の減りが早く感じられるようになります。

iPhoneのバッテリー最大容量を確認し、80%以下になっている場合は、かなり使い勝手にも支障が出ているでしょう。

適切にバッテリーを交換すれば、ストレスなく使い続けることが可能です。

過充電・過放電を避ける

iPhoneを10年使うためには、普段から過充電・過放電を避けることが大切です。

過充電とは、バッテリーが100%であるにもかかわらず充電し続けることで、反対に過放電とは、バッテリーが0%のまま放置することです。

どちらも電池を劣化させてしまう原因になるため、バッテリーは20~80%に保つことをおすすめします。

充電器は純正品を使う

iPhoneを10年使うためには、充電器は規格の合った純正品を使うことをおすすめします。

安くて規格が合っていない充電器を使うと、バッテリーや本体の劣化を引き起こし、通常よりも早くiPhoneが使えなくなるリスクが高まります。

iPhoneを10年使うのは可能だがリスクはある

本記事では、iPhoneを10年使うことは可能か、寿命を伸ばすコツなどを解説しました。

iPhone含むiOS製品はApple公式でも3年以上使えるとされており、iOSアップデートは約5年、セキュリティアップデートはより長く受けられます。

そのため、徐々に使い勝手は悪くなるものの、復旧不可能な故障さえしなければiPhoneを10年使うのは一応可能です。

iPhoneを10年使うためには、適切にバッテリーを交換したり、過充電・過放電を避けたりして、大切に管理しましょう。

ただし、セキュリティアップデートが切れると脆弱性が増すため、一定のリスクが生じることは注意しておいてください。

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