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AQUOS sense5はいつまで使える?性能は?中古で購入するときの注意点

シャープの人気ミドルレンジスマートフォン「AQUOS sense5」。

手頃な価格帯ながら、IGZOディスプレイや4570mAhの大容量バッテリーを搭載し、多くのユーザーから支持を集めています。

しかし、「実際どのくらい使えるの?」「中古で買っても大丈夫?」といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

今回は、実機を半年間使用した経験を基に、AQUOS sense5の性能や寿命、中古購入時の注意点まで、徹底的に解説していきます。

これから購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

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AQUOS sense5の基本スペック

まずは、AQUOS sense5の基本的なスペックについて見ていきましょう。

スマートフォンの寿命を考える上で、搭載されている性能を理解することは非常に重要です。

プロセッサとメモリ

AQUOS sense5の心臓部には、Snapdragon 695 5Gプロセッサが搭載されています。

このプロセッサは、6nmプロセスで製造され、CPUクロック周波数は最大2.2GHz。

4GBのRAMと組み合わさることで、一般的なSNSやWebブラウジング、動画視聴などの日常的な使用では、十分なパフォーマンスを発揮します。

使い勝手の良い1台と言えそうです。

ディスプレイの特徴

5.8インチのIGZOディスプレイは、解像度2080×2280ピクセル(FHD+)です。

私が特に気に入っているのは、明るい屋外でも見やすい高輝度設計です。

「リラックスビュー」を設定すると、目に優しい画質に切り替わります。ONにすると、輝度や自動で有効にする時間帯を設定できます。

(引用元:SHARP公式

このように、ブルーライトをカットできる機能も搭載されているため、就寝前の使用でも目への負担が少ないと感じています。

バッテリー性能と長期利用

AQUOS sense5の特徴として、優れたバッテリー性能が挙げられます。

実際の使用状況に基づいて、詳しく解説していきましょう。

バッテリー容量と持続時間

4570mAhの大容量バッテリーを搭載しており、シャープの公称値では、軽めの機能であれば約1週間ほどの連続使用すら可能とのこと。

通話やメッセージの送受信を中心に、1日あたり約1時間の利用と約23時間の待機時間を想定した独自基準を設定し、実際に端末を使用して測定したものです(シャープ調べ)。

(引用元:SHARP公式

もちろん、これはかなり限られた時間および用途での想定ですから、実測値はもっと短くなるのですが、電池持ちが良いのはありがたいことですよね。

私が使用したとき、SNSやWebブラウジング中心の一般的な使用で、実際に2日間持つことを確認できました。

AQUOSならではのインテリジェントチャージ機能により、バッテリーの劣化も抑えられているのも特徴です。

省電力機能の特徴

ECOモードやインテリジェントチャージなど、独自の省電力機能を搭載しているこのデバイス。

特に、IGZOディスプレイの省電力な性質と相まって、電池が劣化しにくい仕様になっているんです。

急速充電にも対応していますが、バッテリーが劣化しにくいため、安心して使うことができますね。

バッテリー性能は、長期使用における大きなアドバンテージとなっています。

OSアップデートとサポート期間

スマートフォンの寿命を考える上で、重要となるのがOSのアップデート期間です。

ここからは、AQUOS sense5のソフトウェアサポートについて詳しく見ていきましょう。

Androidアップデートの予定

AQUOS sense5は、Android 11をベースとしたOS搭載で出荷されており、Android 12、13までのメジャーアップデートが予定されていました。

シャープによると、セキュリティパッチの提供は2021年の発売から約3年間、つまり2024年1月に終了しているんですね。

これは、ミドルレンジスマートフォンとしては標準的なサポート期間といえるでしょう。

しかし、これから購入する場合は、徐々に脆弱性などが心配になってくるかもしれません。

実際の使用感と性能評価

では、私が実際に使ってみた経験を踏まえて、AQUOS sense5の性能を詳しく分析していきましょう。

日常使用での性能

私が使ってみたところ、LINEやTwitter、Instagramなどの主要SNSアプリの同時使用でも、アプリの切り替えはスムーズでした。

カメラアプリの起動も約1秒と軽快で、日常的な写真撮影にストレスを感じることはありませんでしたよ。

ただし、原神のような高負荷ゲームでは、設定を低めにする必要があると感じました。

必要十分のうたい文句どおりのスペックなので、ヘビーユーザーは用途をよく検討する必要があるでしょう。

カメラ性能の評価

メインカメラは約1200万画素のレンズを搭載しています。

超広角12MP、望遠8MPのトリプルカメラを実装している、カメラ性能も十分な1台です。

AI機能による自動設定が優秀で、特に屋外での風景写真は秀逸です。

ただし、夜間撮影では、同価格帯のGoogle Pixel 6aと比べるとややノイズが目立つ傾向にあります。

中古購入時の注意点

2021年にリリースされた機種ですから、これから購入する方は中古スマホを検討するのではないでしょうか。

中古でAQUOS sense5を購入する際は、いくつかのチェックポイントがあります。

実際の購入経験から、重要なポイントを解説していきます。

バッテリーの状態確認

AQUOSでは、設定アプリの「バッテリー」項目から、バッテリーの健康度を確認できます。

中古品を購入する際は、できれば85%以上の健康度を維持しているものを、販売元が公開している情報をよくチェックして選びましょう。

また、メルカリなどの個人間でのやり取りだと、このような情報が公開されていないケースもあるため、重要なチェックポイントです。

防水性能の確認

AQUOS sense5はIPX8等級の防水性能を備えていますが、経年劣化や落下による破損で防水性が失われている可能性があります。

一般的に、スマートフォンは経年劣化によってこれらの性能も徐々に失われていく傾向があるからです。

可能であれば、イヤホンジャックや充電ポート周辺のゴムパッキンの状態を必ず確認することをお勧めします。

また、中古取扱店の製品ランク(A/B/Cなど)を参考にするのもおすすめです。

最適な使用期間と買い替え時期

では、AQUOS sense5はいつまで使い続けることができるのでしょうか。

適切なタイミングの目安を示していきますね。

理想的な使用期間

ハードウェアの性能とサポート期間を考慮すると、リリースから2〜3年が理想的な使用期間といえますが、すでに2021年の発売から3年が経過しています。

2024年1月でセキュリティパッチの提供が終了していることを踏まえると、もしこれから購入するなら、サブ機や限られた用途で採用するのが良いかもしれません。

スマートフォンは、サポートが切れたからと言って使えなくなるわけではありません。

一般的な動作は問題ありませんが、徐々にセキュリティ面や対応アプリなどの不都合が出てきますので、特定の用途に絞って使うのがおすすめです。

買い替えの判断基準

具体的な買い替えのタイミングとしては、以下のような状況が目安となります。

バッテリーの健康度が70%を下回った時、起動時間が著しく遅くなった時などは、いよいよ寿命が来ているかもしれません。

また、使用したいアプリが動作対象外などにより、機能しなくなった時なども要検討のタイミングです。

これらは使い勝手に直結する要素なので、買い替えを検討するべき時期と言えるでしょう。

まとめ

AQUOS sense5は、コストパフォーマンスに優れた信頼性の高い機種です。

適切なメンテナンスを行えば、今から買っても数年は快適に使い続けることができるでしょう。

もし、これから中古での購入を検討されている方は、この記事で紹介したポイントをしっかりとチェックし、良好なコンディションの個体を選んでください。

そして、現在AQUOS sense5を使っている方は、劣化状況や使い心地を踏まえて、買い替えの時期を検討してみるのがおすすめです。

本記事が、スマートフォン選びでお悩みの方の参考になれば幸いです。

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