スマートフォンの価格は、いろいろな要素によって決まります。
たとえば、どんな機能がついているかや、使われている部品、そのスマートフォンを作っているメーカーによっても変わってくるものです。
価格は安いもので3万円から、高いものでは10万円以上することもあります。
ユーザーがどんなスマートフォンを好むかは、価格だけでなく、その性能や特徴にも左右されます。
例えば、10万円を超えるような高価なスマートフォンは、それだけの価値があるため、高い値段でも使いたいと考える人は結構多いんですよ。
そこで今回は、10万円を超えるスマートフォンについて、どんな点が他のスマートフォンと違うのかを見ていきたいと思います。
高価なスマートフォンとしては、2024年現在、具体的に以下のようなモデルがあります。
- Galaxy Z Fold5
- iPhone 15 Pro
- iPhone 15
- Galaxy S23 Ultra
- Xperia 5 V
- Google Pixel 8 Pro
これらのスマートフォンは高性能であり、使っている人たちからも高い評価を受けています。
今回は、特に価格が10万円を超えるスマートフォンの特徴を詳しく解説していきます。
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Contents
【2024年】今1番高いスマホはこれだ!
現在、日本で最も高価なスマートフォンの一つは、ドコモやauから発売されているGalaxy Z Fold5です。
この機種の価格は25万円を超えており、他のスマートフォンと比べてもかなり高い価格設定になっています。
Galaxy Z Fold5のような高額なスマートフォンには、その価格に見合った特別な機能が備わっていることが多いです。
今1番高いスマホ「Galaxy Z Fold 5」価格に合った高性能
Galaxy Z Fold5はサムスンが開発した最新モデルで、特に人気のある折りたたみスマートフォンです。
このスマートフォンの魅力は、大画面である7.6インチのディスプレイを折りたたんで携帯しやすくする点にあります。
開いた状態ではタブレットのように使え、閉じた状態では通常のスマートフォンとして持ち運びできます。
また、メインカメラは高解像度で、広角カメラは約5000万画素を誇ります。
さらに、耐水性能がIPX8となっており、水に強いのも大きな魅力です。
価格は257,400円と非常に高く、auではさらに高性能なオンライン限定モデルも取り扱っています。
限定モデルのメモリは1TBで、価格は269,300円です。
このスマートフォンは、技術の最先端を体験したい方にぴったりではありますが、かなり高価です。
10万円以上する高機能スマホの紹介
「高いスマホって、実際どれくらいの値段なの?」と思う人もいるでしょう。
この記事では、10万円以上のスマホを「高いスマホ」として考えて、その理由やスペックを解説します。
多くの人が10万円を超えると「これは高い!」と感じるので、ここをボーダーとして選んでみました。
2023年の秋や冬に発売された新しいモデルの中から、特に高価なスマホを選んで紹介していきます。
価格の高さだけでなく、たくさんの特別な機能がついているスマホが多いですよ。
10万円以上のスマホ「iPhone 15 Pro・Pro Max」
iPhone 15 Proは、先進的な機能をたくさん持ったスマートフォンです。
画面サイズは6.1インチで、本体は高さ約146.6mm、幅約70.6mm、厚さ約8.25mmです。
このスマートフォンの重さは187グラムとなっています。
カメラ機能はとても高性能で、メインカメラは4800万画素、超広角カメラと望遠カメラはそれぞれ1200万画素です。
さらに大きなiPhone 15 Pro Maxは、画面サイズが6.7インチです。
本体の大きさは高さ約159.9mm、幅約76.7mm、厚さは8.25mmで、重さは221グラムです。
iPhone 15 Proと同様に高性能なカメラを搭載しており、望遠カメラは5倍のズームが可能です。
これらのモデルは、iPhone 15よりも高性能で、特にカメラの機能が充実しています。
例えば、トリプルレンズカメラがあり、さまざまなシーンを美しく撮影できます。
価格について、iPhone 15 Proの128GBモデルはドコモで192,060円、auでは185,860円、ソフトバンクでは185,760円、そしてApple公式サイトでは159,800円から始まります。
特別プログラムを利用すると、もっとリーズナブルな価格で購入できます。
これらのモデルはiPhone 15よりも約5万円から8万円ほど高価ですが、その分、カメラ機能などの性能が向上しています。
10万円以上のスマホ「iPhone 15」
iPhone 15は、2023年に発売されたiPhoneシリーズの最新モデルです。
画面サイズは6.1インチで、本体のサイズは高さ147.6mm、幅71.6mm、厚さ7.80mmです。
重さは171グラムで、アウトカメラは広角で4800万画素、超広角で1200万画素を持っています。
この新しいiPhone 15は、前のモデルであるiPhone 14と比べて約1万円価格が上がっていますが、その分、性能も高くなっています。
特に、iPhone 14 Proシリーズにも使われていたA16 bionicチップが搭載されており、これまでのiPhoneの中で最も高いスペックを誇っています。
また、4800万画素のメインカメラは、これまでのモデルと比べても特に高性能で、きれいな写真を撮ることができます。
iPhone 15の価格は、128GBモデルではドコモで138,930円、auで140,640円、ソフトバンクで140,400円、楽天モバイルで120,910円、そしてApple公式サイトでは119,800円から始まります。
さらに、各キャリアでは分割払いプランも提供されており、もっと手軽に購入することができます。
このように、iPhone 15は前モデルよりも価格は高くなっていますが、その分、カメラの性能などが向上しているため、新しい技術を楽しむにはおすすめです。
10万円以上のスマホ「Galaxy S23 Ultra」
Galaxy S23 Ultraは、サムスンの最高級モデルです。
Snapdragon 8 Gen 2チップを搭載しており、5G通信にも対応しています。
大きな6.8インチの画面を持っていて、高さは163mm、幅は78mm、厚さは8.9mmです。重さは234グラムです。
カメラの性能も非常に高く、メインの広角カメラは2億画素で、超広角カメラは1200万画素、望遠カメラは10倍と3倍の光学ズームができる1000万画素です。
メモリは12GBで、ストレージは256GB、512GB、1TBのオプションがあります。
バッテリーの容量は5000mAhで、長時間の使用に耐えることができます。
このスマートフォンはnanoSIMまたはeSIMが使え、カラーはグリーン、クリーム、ファントムブラックが選べます。
前モデルのGalaxy S22 UltraのSペンも引き続き使うことができ、使い心地が向上しています。
大画面なので、メモを取るのに便利で、イラストを描くのにもぴったりです。
また、2億画素のメインカメラは、非常に高品質な写真や動画を撮影することができます。
価格については、Galaxy S23 Ultraはドコモやauでの機種代金が10万円を超える価格設定になっています。
しかし、auの「スマホトクするプログラム」などを使えば、よりお得になります。
ノートPCと同等の性能を持つとされるGalaxy S23 Ultraは、高くても妥当だと言われています。
その価値がある機能と性能を持っているため多くの方に支持されています。
10万円以上のスマホ「Xperia 5 V」
Xperia 5 Vは、SONYが扱っているXperiaシリーズの最新モデルです。
6.1インチの画面サイズを持ち、映画スクリーンと同じ21:9の比率で、動画鑑賞がとても迫力あるものになります。
本体のサイズは高さ154mm、幅68mm、厚さ8.6mmで、重さは182gです。カメラ機能は、広角が4800万画素、超広角が1200万画素と高性能です。
また、縦長のディスプレイは2つのアプリを同時に操作することができるため、作業効率が格段に上がります。
Xperia 5 Vの価格についてですが、ソニーストアでは通常価格139,700円、2年後に返却する場合は105,700円になります。
ドコモでは151,690円、割引適用時には97,570円となります。au、楽天モバイルでもポイント還元などが使えます。
前のモデルと比べて約4万円以上価格が上がっていますが、その分、性能や機能が向上しているため、この価格でも魅力的と言えるでしょう。
10万円以上のスマホ「Google Pixel 8 Pro」
Google Pixel 8 Proは、Googleが提供するPixelシリーズのトップモデルです。
6.7インチのディスプレイを搭載し、本体のサイズは高さ162.6mm、幅76.5mm、厚さ8.8mmで、重さは213gです。
カメラ機能が非常に強化されており、メインの広角カメラは5000万画素、超広角カメラは4800万画素、望遠カメラも4800万画素です。
また、光学5倍ズームとデジタルズームを組み合わせた30倍ズームやAI技術を活用しています。
さらに、非接触温度センサーも搭載されており、物体の温度を測定できるユニークな機能があります。
Google Pixel 8 Proの価格については、各キャリアとGoogleストアで異なります。
たとえばGoogleストアでは、128GBモデルが159,900円、256GBが169,900円、512GBが189,900円です。
ドコモでは256GBモデルが198,000円、512GBモデルが218,680円で、割引プログラムを利用するとさらに安くなります。
これらの価格は、前モデルと比較して約4万円以上高いですが、その分、カメラ機能の強化や独特の新機能が搭載されています。
10万円オーバーの端末と他のスマホの違いは?
10万円を超えるデバイスは、iPhoneやGalaxy、Xperiaなど、日本でも人気が高い機種が多くありますね。
たとえば、Galaxy Z Fold5のように、新しい技術を使ったものは、20万円を超える超高額な価格になることもあります。
では、10万円以上する端末とそれ以下のデバイスでは、どんな違いがあるのでしょうか。
高価なデバイスは、最新の技術や特別な機能がたくさん使われていることが多いです。
例えば、画面が大きかったり、カメラの性能がとても高かったりします。
また、デザインにも工夫が凝らされていたり、使い勝手が良くなっていることも特徴です。
端末のスペック
10万円を超えるデバイスには、ROM、RAM、CPUなど、内部の性能が非常に優れているものが多いですね。
まず、RAMはアプリを使っている時にデータを一時的に保存したり、処理したりする場所です。
ROMは端末本体にデータやアプリ、写真などを保存する場所で、CPUはスマートフォンの「脳」とも言える重要な部分です。
これらの部品が高性能であるほど、動作が速くてスムーズになります。
たとえば、価格が5万円程度のモデルでは、RAMが6GBの場合が多いですが、10万円を超える機種では8GBから12GBのRAMを持つことが一般的です。
これは、もうパソコンに近いスペックと言えるほどの大容量です。
これらの性能が高いため、10万円を超えるものならほぼ「サクサク動く」と評価されることが多く、大きなアプリやゲームをよく使うヘビーユーザーには特に重宝されます。
高性能なデバイスは使い心地が良く、多くの機能を快適に楽しめるので価格が高くても使う価値があると言えます。
採用されている液晶やカメラなどの部品が高級
10万円を超える機種には、高性能な部品がたくさん使われています。
たとえば、最近開発された有機ELディスプレイは、色が鮮やかで画面がとてもきれいです。
このような最新技術をいち早く採用しているのが、高価なスマホの大きな特徴です。
また、カメラの性能も非常に高く、デュアルレンズやトリプルレンズを搭載したモデルもあります。
これにより、デジタル一眼レフカメラに匹敵するような写真を撮影できるんです。
例えば、iPhone 15 Pro Maxのカメラはとても優れていて、SNSでも話題になりました。
液晶やカメラレンズ、スピーカーなど、高品質な部品を使用しているため、その性能の良さがデバイスの使い心地を大きく向上させています。
使われている部品やプログラムが高性能であるほど、多くの便利な機能を楽しむことができるというのも10万円を超える端末の魅力です。
スマホのブランド力
価格が高い理由の一つに、そのメーカーのブランド力も挙げられます。
例えば、iPhoneは他のブランドと比べて、安価なモデルをあまり作っていません。
XperiaやGalaxyのように3万円程度で買える廉価モデルもありますが、iPhoneにはそうした極端に安いモデルはありません。
また、キャリアショップでの取り扱いにも、Appleがデモ機の配置を厳しく指定しています。
これは、製品の品質だけでなく、店舗でのプレゼンにもこだわりを持っているためです。
iPhoneのようなモデルは、高い性能を持っているのはもちろんですが、GUCCIやルイ・ヴィトンのような高級店の洋服と同じように、ブランドとしての価値も非常に高いと言えます。
このような価値を維持するために、価格を極端に下げることは避けているのです。
これにより、ブランドの特別感や魅力を保つことができているのでしょう。
10万円超えのスマホは高いのになぜ選ばれるのか
10万円を超える高額な機種は、使われている部品や性能が他の安いデバイスとは大きく異なるため、性能がとても高いことが一般的です。
たしかに、すべての人がそのような高性能を求めているわけではありませんが、それでも多くの人がiPhoneやGalaxy、Xperiaのようなブランドを選んで使っています。
では、なぜこれらの高額なスマートフォンが多くの人に選ばれるのでしょうか。
他の人も使っていて安心感がある
初めてスマートフォンを選ぶとき、多くの人が「周りの友達が使っているから」という理由でiPhoneを選ぶことがよくあります。
周りの人がスムーズに使っているのを見ると、「これなら悪くない」と思って同じものを選ぶ人は多いですね。
特にスマートフォンを初めて使う人にとっては、友達の意見がとても大切な判断基準になるでしょう。
日本では、iPhoneのような高額なスマートフォンのシェアが非常に高いです。
これにはいくつかの理由がありますが、特に分割購入のシステムが大きく関係しています。
日本のキャリアでは、スマートフォンの代金を料金プランに上乗せして月々の支払いで済ませることができます。
これにより、10万円を超える高額なスマートフォンでも、多くの人が手が届きやすくなっています。
海外では、スマートフォンの代金とキャリアの料金プランが別々に設定されていることが一般的で、スマートフォンの一括購入が必要になる場合が多いです。
そのため、高額なスマートフォンを購入する際には、クレジットカードでの分割払いを利用しない限り、一括での支払いが必要となり、それが難しいと感じる人もいます。
このような違いが、日本で高額スマートフォンがよく売れる理由の一つとして挙げられます。
また、日本市場に合わせてiPhoneが防水機能などを強化するなど、日本向けに進化していくこともあります。
このような背景が、日本で高額スマートフォンの人気が高い理由です。
欲しい機能が入っているから
10万円を超えるスマートフォンは、その性能が必要以上に思えることもありますが、実際には多くの人のニーズに合っています。
最近では、美しい3Dグラフィックを持つゲームアプリが増え、PS4のようなゲーム機のゲームをスマートフォンでリモートプレイすることも可能になりました。
これらのゲームを快適に楽しむためには、高性能なスマートフォンが欠かせません。
しかし、ゲームだけではなく、他にも高性能なスマートフォンの利点があります。
たとえば、高画質で動画を見たり、ハイレゾ音源を楽しんだりすることができます。
また、仕事で大量のデータファイルを扱う場合も、スムーズに作業を進めることが可能です。
これらの多様なニーズに応えることができるのが、10万円を超えるスマートフォンの大きな魅力です。
高価ですが、その価値を十分に感じさせる性能と機能を持っているため、多くの人に選ばれているのです。
メーカー・ブランドが好きだから
たくさんの人が、「その機種が好き」というシンプルな理由でスマートフォンを選んでいます。
例えば、AppleのiPhoneやSONYのXperiaといったブランドには、熱心なファンがたくさんいるんですね。
これらのブランドは、使いやすさやデザインが評価されているだけでなく、メーカー自体に対する信頼も大きいです。
また、自分の使っているパソコンやテレビなど他の電子製品と同じメーカーのものを選ぶ人も多いです。
例えば、iPhoneユーザーの中には、MacやApple WatchといったApple製品を一緒に使っている人も少なくありません。
これは、製品間の連携がスムーズであることや、デザインの一貫性が保たれるため、より快適に使用できるからです。
このように、メーカーやその製品のブランドが好きという理由で、スマートフォンを選ぶ人は多いと言えます。
これらの人々にとっては、ブランドが持つ独特の価値が選択の大きな理由となっているのです。
10万円超えのスマホは高いけどスペックは申し分ない
分割払いができるおかげで、10万円を超える高価なスマートフォンも多くの人が購入しています。
この支払い方法なら、一度に大きな金額を支払う必要がなく、毎月少しずつの支払いで済むため、手が届きやすくなっています。
また、多くの人が使っているスマートフォンを見ると、「自分も使ってみたい」と感じる人が増えます。
高性能なスマホは、アプリの動作が速く、動画もきれいに見えるので、使い心地が良いです。
Galaxy Z Foldのように20万円を超える機種に対しては躊躇する人もいますが、10万円を超える価格帯のスマートフォンは現在ではかなり普及しています。
その理由は、その高い性能により多くの便利な機能が使えるため、日常生活がより快適になるからです。
もし高価なデバイスに興味があるなら、試してみる価値はあります。
高い性能と充実した機能が、毎日の生活や仕事をより効率的で楽しいものに変えてくれるでしょう。
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