「家族の予定を共有したいけど、設定方法が分からない」「仕事用と私用のカレンダーを使い分けたい」そんな悩みを持っていませんか?
iPhoneのカレンダー機能を共有することで、家族との予定をシェアしたり、グループでのスケジュール管理が驚くほど簡単にできたりするんです。
そこで今回は、実際に私が家族や仕事仲間と実践している設定方法をご紹介します。
iPhoneカレンダーを上手く使いこなしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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Contents
iPhoneカレンダー共有の基礎知識
まずは、iPhoneのカレンダー共有機能について、基本的な仕組みを理解しましょう。
カレンダーの共有には、iCloudカレンダーを使う方法があります。
カレンダー共有に必要な準備
カレンダー共有を始める前に、シェアしたい人の双方でiCloudアカウントが正しく設定されていることを確認する必要があります。
設定アプリから「Apple ID」をタップし、iCloudが有効になっているかチェックしましょう。
カレンダーアプリでは、iCloudカレンダーをほかのiCloudユーザと共有できます。カレンダーを共有すると、ほかのユーザが表示できるようになり、予定を追加したり変更したりしてもらうことができます。
(引用元:Appleサポート)
特に、共有したいメンバー全員がiCloudアカウントを持っている必要があるため、複数人でカレンダーをシェアしたい場合は、事前に確認することをお勧めします。
家族間でのカレンダー共有設定
家族間での予定共有は、最も一般的な使用例の一つですね。
ここでは、具体的な設定手順をご紹介します。
ファミリーカレンダーの作成手順
iPhoneのカレンダーアプリを開き、画面下部の「カレンダー」をタップして「カレンダーを追加」を選択します。
カレンダーの名前は「家族の予定」など分かりやすい名称をつけましょう。
色分けは、家族の予定が一目で分かるよう、明るい色(例:赤やオレンジ)を選択することをお勧めします。
作成したカレンダーをいったん完了したら、iCloud部分に新規カレンダーが追加されているはずです。
ここをタップして「人を追加」から、対象となるファミリーを選びましょう。
またはこの画面で新規追加を選び、候補の連絡先を選択すると、作成したカレンダーを共有依頼することができます。
共有依頼が相手に承認されると、いよいよカレンダーをシェアできますよ。
グループ別のカレンダー管理
仕事用、プライベート用、サークル活動用など、目的に応じて複数のカレンダーを使い分けることで、スケジュール管理がより効率的になります。
用途別カレンダーの設定と共有
新しいカレンダーを作成する際は、用途に応じて適切な名前と色を設定することが重要です。
例えば、仕事用は青、プライベートは緑、サークル活動は紫というように色分けすることで、予定の種類が一目で分かります。
共有設定では、それぞれのグループメンバーに編集権限を付与するかどうかを選択できます。
私の場合、仕事用カレンダーは編集権限あり、プライベートカレンダーは閲覧のみの権限に設定しています。
共有権限の詳細設定
カレンダーの共有権限には、「編集が可能」というアクセス権の設定があります。
例えば、チームメンバーの予定表では編集権限を付与し、各々がタスクを入れていけるようにするのが良いでしょう。
自分が予定を管理して、内容を確認してほしいだけのものは、読みだし専用にしておくのもおすすめです。
カレンダーの編集画面で「公開カレンダー」をONにすると、共有URLが発行できるようになるので、それを相手にシェアすれば編集されずに済みます。
権限設定は後から変更することもできるので、運用しながら最適な設定を見つけていけば良いでしょう。
しかし、重要な予定がある場合は、編集権限を持つメンバーに変更や削除をしないよう、個別に連絡することをお勧めします。
通知設定のカスタマイズ
カレンダーを共有しても、適切な通知設定がなければタイミングよく予定を確認することができません。
ここでは、効果的な通知設定の方法をご紹介します。
重要度に応じた通知タイミング
iPhoneのカレンダーでは、通知のON・OFFを調整することもできます。
共有しているカレンダーを誰かが変更すると、その変更が通知されます。通知を受け取りたくない場合は、通知をオフにすることができます。
(引用元:Appleサポート)
特に、頻繁に更新されるカレンダーなどは、通知が邪魔に感じる人も多いかもしれませんね。
逆に、ビジネスで利用するカレンダーは通知をONに設定しておくと、急なリスケを逃さずに済むでしょう。
Androidスマホとカレンダーを共有する方法
iPhoneユーザーの家族や同僚にAndroidユーザーがいる場合でも、カレンダーの共有は可能ですが、少し工夫が必要です。
たとえば、iCloudカレンダーではなくGoogleカレンダーで情報を共有したり、サードパーティ製のアプリを使うといった方法があります。
Googleカレンダーの活用
たとえば仕事のチームなど、Android端末のユーザーが多いならばGoogleカレンダーを使うのもおすすめです。
管理者は、組織内の全員(または一部のユーザー)がアクセスできるカレンダーを作成できます。グループ カレンダーを使って、たとえばチームの休日や定例会議のスケジュールを管理することができます。
(引用元:Google公式)
GoogleカレンダーはiPhoneユーザーでもGoogleアカウントがあれば使えます。
特に、仕事用のカレンダーをプライベートと分けている場合は、いちいち工夫してiCloudカレンダーを移行するよりも、最初からGoogleカレンダーを使うと圧倒的に楽でしょう。
Googleカレンダーでも同様に編集権限などを設定することができますよ。
サードパーティ製のアプリを使う
iCloudとGoogleカレンダーの連携設定や、複数のカレンダーアプリの管理が面倒に感じる場合は、最初からサードパーティ製のカレンダーアプリを利用するのも賢明な選択です。
私が実際に使用してみて便利だと感じたのは、TimeTreeなどです。
これらのアプリは、iPhoneでもAndroidでも同じインターフェースで使えるため、操作方法の説明も簡単です。
特にTimeTreeは、予定へのコメント機能や、買い物リストの共有など、家族での使用に便利な機能が充実しています。
ただし、無料版では一部機能に制限があることもあるので、グループの人数や用途に応じて適切なアプリを選びましょう。
メンバー全員が新しいアプリに慣れる必要はありますが、長期的に見ればこちらの方が運用がしやすいかもしれませんね。
iPhoneの便利なカレンダー活用のために
iPhoneのカレンダー共有機能は、正しく設定することで家族やグループ間のスケジュール管理を格段に効率化できます。
特に重要なのは、共有相手と用途に応じて適切な権限設定を行い、必要な通知設定を行うことです。
また、複数のカレンダーを使い分けることで、プライバシーを保ちながら必要な情報だけを共有することができます。
この記事で紹介した設定方法やアプリを参考に、ぜひご自身に合ったカレンダーの活用方法を見つけてみてください。
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