iphone疑問・知識

iPad Pro(2018)はいつまで使える?性能は?中古で購入するときの注意点

2018年に発売されたiPad Proは、現在でも高い性能を誇るタブレットとして評価が高く、中古市場での人気も衰えていません。

M1やM2チップを搭載した最新モデルと比べても、日常的な使用には十分な実力を持っています。

しかし、発売から6年以上が経過していることもあり、購入を検討する際にはいくつかの重要なポイントがあります。

今回は2018年モデルのiPad Proの現在の実力と、中古購入時の注意点について詳しく解説していきましょう。

本記事には広告が表示されます。

iPad Pro(2018)の基本スペックと特徴

2018年モデルのiPad Proは、11インチと12.9インチの2サイズが用意されています。

どちらもProMotion技術による120Hzのリフレッシュレートに対応した美しい液晶ディスプレイを搭載しています。

私も実際に使用していましたが、スクロールの滑らかさは目を見張るものがありました。

プロセッサには当時最新のA12X Bionicチップを採用しており、ベンチマークスコアではGeekbench 6のマルチコアで約4600点という、現在でも十分な性能を発揮します。

ストレージは64GB、256GB、512GB、1TBから選択可能で、メモリ(RAM)は4GBもしくは6GBとなっています。

デザインと使い勝手

ベゼルを極限まで細くした洗練されたデザインは、現行モデルとほぼ同じ見た目です。

Face IDによる顔認証にも対応しており、使い勝手は抜群です。

フラットなデザインは完成された様式美とも言えるでしょう。

Apple Pencil(第2世代)にも対応しており、磁気による充電と保持が可能です。

現在でも十分な性能と使用可能期間

A12X Bionicチップの性能は、一般的なタブレット用途であれば現在でも全く問題ありません。

動画視聴やウェブブラウジング、SNSの利用、書類作成といった基本的な作業はもちろんです。

イラスト制作や動画編集といったクリエイティブな作業もスムーズにこなすことができます。

iPadOSの動作も非常に快適で、アプリの起動やマルチタスクでのもたつきはほとんど感じません。

最新のiPadOS 18にも対応しており、新機能も問題なく利用できるんですよ。

ソフトウェアサポート期間

Appleは通常、発売から5〜7年程度のソフトウェアアップデートを提供します。

2018年モデルは現在もiPadOS 18に対応しており、少なくともあと1~2年程度はOSアップデートが提供される可能性が高いと考えられます。

セキュリティアップデートについては、さらに1〜2年程度延長されることが期待できます。最新のアプリも問題なく動作するはずです。

ただし、すでにリリースから6年が経過し、最新機種と比べるとサポート期間が短いことが予想されるため、長く使いたいのであれば気を付けるべきポイントではあるでしょう。

バッテリーの経年劣化と対策

発売から6年以上が経過しているため、中古品を購入する際に最も注意が必要なのがバッテリーの状態です。

iPadのバッテリーは約1000回の充放電で最大容量が約80%まで低下するとされています。

これは実際の使用環境や充電習慣によって大きく変わってくるポイントですね。

ちなみに私の使用している個体では、4年目で最大容量が85%程度まで低下しましたが、まだ十分に使用できています。

バッテリー状態の確認方法

設定アプリから「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」で、最大容量を確認することができます。

中古品を購入する際は、この数値を必ず確認するようにしましょう。

バッテリーの最大容量が80%を下回っている場合は、近い将来バッテリー交換が必要になる可能性が高いです。

Apple公認の修理店でのバッテリー交換には2〜3万円程度の費用がかかります。

中古購入時の重要チェックポイント

中古のiPad Proを購入する際は、バッテリー以外にもいくつかの重要なチェックポイントがあります。

実は私も中古で購入した経験があるのですが、以下のポイントを確認することで、失敗のない買い物ができました。

状態のチェックポイント

まずは本体の状態確認が重要です。

画面の傷や液晶の変色、タッチ操作の反応、スピーカーの音質、各種ボタンの動作確認は必須です。

特に2018年モデルは発売から6年も経過しているため、本体が歪んでいないか、平坦性もしっかりチェックする必要があるでしょう。

外観のチェックポイント

画面の状態は特に入念にチェックが必要です。

iPad Proは大画面なだけに、小さな傷でも使用時に気になってしまいます。

実機を確認できるならば、画面を消灯した状態で、光にかざして確認するのがおすすめです。

本体フレームの歪みや凹みがないかも、可能であれば平らな場所に置いて確認することが大切です。

機能面のチェックポイント

Face IDの認証精度や、カメラの動作確認は必須です。

また、充電端子のUSB-Cポートの状態も重要なチェックポイントとなります。

Apple Pencilの磁気アタッチメント部分も、しっかりと固定できることを確認しましょう。

Bluetooth接続やWi-Fi接続の安定性も、可能であれば実際に確認することをお勧めします。

販売店によっては品質のランク評価や製品状態の詳細が公開されているショップもあるため、そのような情報を確認してみるのがおすすめですよ。

適正価格の目安と購入のタイミング

2024年現在、中古のiPad Pro(2018)の相場は、状態にもよりますが11インチモデルで4〜6万円、12.9インチモデルで5〜7万円程度となっています。

また、バッテリーの最大容量やストレージ容量によっても価格は変動します。

私個人としては、バッテリー状態が85%以上で、目立つ傷がない状態の製品であれば、11インチモデルなら5万円前後、12.9インチモデルなら6万円前後が適正価格だと考えています。

確かに年数は経過していますが、新品価格の半額程度で購入できるのは、かなりお得だと思いますね。

2018年モデルは今でも十分な実力を持つ選択肢

iPad Pro(2018)は、発売から6年以上が経過した現在でも、十分な性能と使い勝手を備えたタブレットと言えます。

A12X Bionicチップの処理能力は、一般的な用途であれば現行モデルと比べても遜色なく、ProMotionディスプレイやApple Pencil対応など、基本的な機能面でも申し分ありません。

中古購入時は、バッテリーの状態や本体の状態をしっかりとチェックすることが重要です。

また、OSのアップデートサポートも少なくともあと2年程度は継続される見込みで、その後もセキュリティアップデートは提供されると予想されます。

4〜7万円程度の価格帯で購入できる中古品は、コストパフォーマンスの高い選択肢と言えるでしょう。

ただし、購入時には必ずバッテリー状態や本体の状態を実機で確認し、信頼できる販売店やプラットフォームを利用することをお勧めします。

関連情報

ドコモオンラインショップのiPad・iPad Pro・Air・mini在庫・予約・入荷状況!

iPad第10世代はいつまで使える?性能は?中古で購入するときの注意点

iPad第9世代はいつまで使える?性能は?中古で購入するときの注意点

歴代iPhone・iPadのメモリ(RAM)容量まとめ!容量を増やす・メモリ解放は自分でできるか?

-iphone疑問・知識