2015年に発売されたiPad mini第4世代は、コンパクトなサイズながら高性能を誇るタブレットとして人気を博しました。
現在は新品での入手は難しいものの、中古市場では根強い人気を保っています。
7.9インチという持ち運びやすいサイズと、Apple製品ならではの高品質な作りが魅力です。
今回は、このiPad mini 4の現在の使用可能性や性能、中古で購入する際の注意点について、詳しく解説していきます。
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iPadOS対応状況と使用可能期間
iPad mini 4はいつまで使えるのかというと、結論から申し上げると、2024年現在でも基本的な機能は問題なく使用できます。
ただし、iPadOSのサポート状況には注意が必要です。
iPad mini 4は最新のiPadOSには対応していないからです。
iPadOS 15までのアップデートを受けることができますが、最新OSでの新しい機能は使えません。
iPad Mini 第4世代 OSのメインサポートは終了し、いつ切れるかもわからないセキュリティ対策アップデートだけが続いているそうな。しかし、悩む。
— takasugi✨🖖🐑♚ (@takasugi_nx613) January 4, 2024
ただし、セキュリティアップデートは継続して提供されているため、基本的な安全性は確保されています。
セキュリティアップデートもそろそろ終了かと予想する声が多く、ある程度限られた用途で使うことが現実的ではないでしょうか。
古いOSでも使える機能とアプリ
多くの基本アプリは古いバージョンでも問題なく動作します。
ウェブブラウジングやメール、カレンダーなどの標準アプリは快適に使えます。
YouTubeやNetflixなどの動画アプリも、問題なく視聴できるでしょう。
ただし、時間が経過するごとにアプリも非対応のものが増えていきます。
App Storeでアプリをダウンロードするときは、対応バージョンをよく確認する必要があります。
搭載プロセッサと性能の実力
iPad mini 4の心臓部には、Apple A8チップが搭載されています。
2GB RAMと組み合わさることで、発売当時としては十分な性能を発揮していました。
現在のスタンダードと比べると決して高性能とは言えませんが、基本的な作業には十分な処理能力を備えています。
Geekbench 6ベンチマークスコアでは、マルチコアが約600点程度を記録しています。
メモリ管理と快適な動作のコツ
2GBのメモリは決して多くないため、複数のアプリを同時に起動すると動作が遅くなることがあります。
バックグラウンドで動作するアプリは必要最小限に抑えることをおすすめします。
定期的にアプリを完全に終了させることで、メモリの解放が可能です。
また、写真やアプリのデータは定期的にクラウドに同期させることで、ストレージの空き容量を確保できます。
実際の操作感は?
ウェブブラウジングや電子書籍の閲覧は、今でもストレスなく行えます。
動画視聴も720pや1080p程度であれば快適です。
ただし、最新のゲームアプリや高度な画像編集には向いていないかもしれません。
メモ取りやPDF閲覧など、軽めの動作ならば十分な性能を持っています。
ディスプレイとカメラの特徴
iPad mini 4の7.9インチRetinaディスプレイは、2048×1536ピクセルという高解像度を誇ります。
画素密度は326ppiで、この数値は現行のiPad miniと同じなんです。
私が特に気に入っているのは、反射防止コーティングが施されていることです。
これにより、屋外での使用時も画面が見やすく保たれます。
True Toneディスプレイはまだ搭載されていませんが、それでも色再現性は十分に優れています。
画質と視聴体験について
電子書籍を読むときの文字のシャープさは優れており、目が疲れにくい印象があります。
動画視聴時の色彩も自然で、YouTubeやNetflixの視聴でもストレスを感じません。
ただし、先述のとおりプロセッサは古い機種になりますので、重たいゲームなどは視認性が悪くカクつくこともあります。
バッテリー性能と充電について
19.1Whのバッテリーを搭載しており、フル充電で約10時間の連続再生が可能です。
ただし、これは新品時の理想的な数値であることに注意が必要です。
もうだいぶバッテリーがダメ(むしろ今もよく頑張ってくれている)なiPad miniちゃんを、チャンスを見て新調したい。第4世代だもんね…初売り狙いかな…
— つー (@soukousagi) December 4, 2023
中古品を購入する際は、バッテリーの劣化状態を必ずチェックしましょう。
設定アプリから確認できる最大容量が80%を下回っている場合は、バッテリー交換を検討する必要があるかもしれません。
バッテリーの持続時間と管理方法
通常の使用で6-7時間程度のバッテリー持続時間を確保できれば十分でしょう。
充電は純正の電源アダプタを使用することをおすすめします。
サードパーティ製の充電器を使用する場合は、必ずMFi認証を確認してください。
充電が遅いと感じる場合は、ポートのメンテナンスも検討してみましょう。
充電器選びのポイントと注意点
Lightningケーブルは純正品もしくは認証品を使うことが重要です。
安価な非認証品を使用すると、充電効率が低下したり故障の原因となったりする可能性があります。
また、中古iPad購入時は充電器が付属しているかどうかも確認しましょう。
もし充電時の発熱が気になる場合は、ケースを外して充電することをおすすめします。
中古購入時の重要チェックポイント
中古のiPad mini 4を購入する際は、いくつかの重要なポイントがあります。
私もこれまで中古iPadを何台か購入してきた経験から、特に注意すべき点をお伝えできます。
まずは、ストレージ容量をしっかり確認しましょう。
持ってるiPad miniが第4世代16GB中古28000えんのなんだけど、先日同型32GBが2万円で売ってた。持ってるやつ売って差額で32GBに乗り換えようかな
— たろ汁🍥 (@a_iida75) October 9, 2023
16GB、32GB、64GB、128GBの4種類がありますが、さまざまな用途を考えるなら、最低でも64GB以上をおすすめします。
本体の状態チェックで確認すべきこと
画面の状態は特に入念にチェックする必要があります。
細かい傷やタッチの反応を必ず確認しましょう。
ホームボタンの動作確認も重要で、Touch IDが正常に機能するか試してみてください。
両面のガラス面に割れや欠けがないことも、必ず確認すべきポイントです。
2024年におけるiPad mini 4の価値は限定的
iPad mini 4は、2024年現在でも特定の用途において十分な価値を持つデバイスです。
特に、電子書籍リーダーやウェブブラウジング、基本的な動画視聴といった用途では、コンパクトで使いやすいタブレットとして活躍できます。
ただし、購入を検討する際は、OSのサポート終了や性能面での制限を十分に理解しておく必要があります。
中古市場での価格は2万円前後が中心となっており、状態の良い個体を選べば、サブ機として十分な価値があると言えるでしょう。
ただし、最新のアプリやゲームを楽しみたい方は、新しいモデルの購入を検討することをおすすめします。
中古品を選ぶ際は、バッテリー状態や本体の状態を十分にチェックし、信頼できる販売店から購入することで、長く活用できるデバイスとなるはずですよ。
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