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iPad AirとiPadとの違いを比較!おすすめはどっち?

iPadの購入を検討しているけれど、Airと標準モデルのどちらを選べばいいか迷っている方へ。

今回は、スタンダードモデルのiPadと、より高性能なiPad Air(M2)の違いを徹底比較します。

両モデルの特徴や性能の違い、実際の使用感について、iPadを長年使い続けている私が分かりやすく解説していきます。

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基本性能とスペックの違い

iPad Airは、MacBookにも搭載されているM2チップを採用し、パワフルな処理性能を実現しています。

一方、標準のiPadはA14 Bionicチップを搭載し、日常的な使用には十分な性能を提供しています。

プロセッサの性能比較

iPad AirのM2チップは、Geekbench6のCPUスコアで単核性能が2500点以上、マルチコア性能が9800点以上を記録します。

M2は、性能コアと効率コアがどちらも進化した次世代8コアCPUに加え、M1より2つ多い最大10コアを搭載したAppleの次世代GPUを備えています。100GB/sのユニファイドメモリ帯域幅を実現し、最大24GBの高速ユニファイドメモリに対応しているため、より規模が大きく、より複雑なワークロードも軽々と処理できます。

(引用元:Apple公式

対する標準iPadのA14 Bionicは、単核性能で1500点程度、マルチコア性能で4000点程度となっています。

ウェブブラウジングやメール、動画視聴では体感的な違いはほとんどありませんが、写真編集や動画編集などのクリエイティブな作業では、iPad Airの高い処理能力が活きてきます。

私も両方使っていますが、ヘビーユーザーでなければ標準iPadでも十分快適です。

メモリとストレージの実力

iPad Airは8GBのRAMを搭載し、複数のアプリを同時に使用しても安定して動作します。

標準iPadは4GBのRAMですが、日常的な使用では問題なく動作します。

ストレージはiPad10世代が64GB・256GBの展開です。

iPad Airは128GBからの展開で、最大1TBまで選択可能です。

大量の写真や動画を保存する予定がある方は、この容量の違いも検討する際のポイントになりますね。

ディスプレイ品質の違い

iPad Airは11インチ・13インチの液晶ディスプレイを搭載し、フルラミネーション技術とTrue Toneディスプレイにより、より鮮明で自然な画面です。

一方、標準iPadは10.9インチの液晶ディスプレイを採用し、基本的な表示品質は確保しています。

画面表示の特徴

iPad Airは広色域(P3)に対応し、より豊かな色彩表現が可能です。

いずれも最大輝度は500nitsで、屋外でも見やすい表示を実現しています。

ただしiPadAirには反射防止コーティングも施されており、光の映り込みも少なくなっています。

実際に見比べてみると、特に写真や動画の表示で、iPad Airの方が色鮮やかで立体感のある表示が印象的です。

両者ともに夜間のブルーライトを軽減するTrue Toneが目に優しく、長時間の使用でも疲れにくいのがうれしいポイントです。

タッチ操作の反応性

iPad AirはApple Pencil Proに対応し、より精密な描画や手書き入力が可能です。

Apple Pencil Proをダブルタップすると、ペンや消しゴムなどのツールをすばやく切り替えられます。外出先や自宅に置き忘れても、Apple Pencil Proの場所を「探す」アプリで簡単に確認できます。ペアリングと充電は、iPadの側面にマグネットで取りつけるだけです。

(引用元:Apple公式

標準iPadはApple Pencil(第1世代)に対応していますが、充電方法やペアリング方法が少し異なります。

実際の使用感では、マグネットで吸着充電するiPad Airの方が便利で、よりスムーズな使い心地・書き味を感じられるでしょう。

イラストや手書きメモを主な用途に考えている方には、これは大きな違いとなるはずです。

デザインと携帯性の比較

iPad Airはより洗練された薄型デザインを採用し、厚みは6.1mm、重量も462gと軽量です。

標準iPadも同じく10.9インチの画面サイズですが、若干厚みがあり、重量は477gとなっています。

外観デザインの違い

iPad Airはフラットなエッジデザインを採用し、より現代的でスタイリッシュな印象です。

カラーバリエーションも豊富で、スペースグレイ、ブルー、パープル、スターライトから選べます。

標準iPadも10世代はポップな色味が特徴的です。

Airに比べてはっきりとした色調が魅力で、ブルー、ピンク、イエロー、シルバーの4色展開となっています。

持ち運びやすさは両モデルとも問題ありませんが、デザイン性を重視する方は、ご自身の好みの色合いを選ぶのがおすすめです。

アクセサリー対応の違い

iPad AirはMagic KeyboardやSmart Keyboard Folioなど、多くの純正アクセサリーに対応しています。

標準iPadも基本的なアクセサリーには対応していますが、一部制限があります。

キーボード対応状況

iPad AirはMagic Keyboardに対応しており、トラックパッド付きの本格的なキーボードケースが使用できます。

打鍵感も良く、ノートパソコンのような使い心地を実現できます。

標準iPadはMagic Keyboardには対応していませんが、Magic Keyboard Folioは使用可能です。

私も実際に使ってみましたが、文章作成やメール返信が多い方は、Magic Keyboard対応のiPad Airの方が作業効率が上がると感じました。

Apple Pencilの対応世代

iPad Air(M2)はApple Pencil Proに対応し、磁気による充電とペアリングが可能です。

本体側面に装着できるため、持ち運びも便利です。

なお、最新のiPadAir(M2)はApplepencil第2世代が対象外ですので、ご注意ください。

標準iPadはApple Pencil第1世代に対応していますが、充電にはLightningケーブルが必要です。

ペン先の精度や筆圧検知は両モデルとも十分実用的ですが、使い勝手の面でiPad Airの方が優れています。

バッテリー持続時間と充電

iPad AirもiPadも、どちらも10時間程度の連続使用が可能です。

ただし、使用するアプリや設定によって実際の持続時間は変わってきます。

動画再生やウェブブラウジングであれば、1日中使用しても余裕があります。

日常的な使用では、どちらも十分な持続時間を確保できていますが、イラストや動画編集などの高負荷なアプリを使う際は、1日の途中で充電が必要になる場合があるでしょう。

価格差について

iPad AirとiPadの最も大きな違いの一つが価格です。

最後に、予算との兼ね合いで希望のモデルを選んでみてください。

モデル別の価格比較

標準iPadは64GBモデルが税込58,800円からの展開で、iPad Airは同じく128GBモデルで税込98,800円からとなっています。

ストレージを256GBに増やした場合は、それぞれ約2万円程度の追加となります。

セルラーモデルを選択する場合は、さらに約3万円の追加となるため、求めるスペックやストレージを決めた上で価格を比べましょう。

コストを抑えたい場合はシンプルなiPadがおすすめです。

周辺機器込みの総額

Apple Pencilは第1世代(標準iPad用)が税込16,800円、Apple Pencil Pro(iPad Air用)が税込21,800円です。

最新のiPadAirではApple Pencil(USB-C)を選択することもできますが、機能があまりにも違うため、Apple Pencil Proがおすすめです。

また、キーボードについては、標準iPad用のMagic Keyboard Folioが税込42,800円、iPad Air用のMagic Keyboardが税込49,800円~59,800円となっています。

周辺機器の価格差は最大で約2万円程度となる可能性があります。

より高負荷な用途ならばiPadAir

結論として、主にウェブブラウジングや動画視聴、メールチェックなど、基本的な用途で使用する方には標準iPadがおすすめです。

十分な性能があり、価格も抑えめなので、初めてiPadを購入する方にも最適です。

一方、写真・動画編集やイラスト制作などのクリエイティブな作業、あるいはMagic Keyboardを使用した本格的な文章作成などを行いたい方には、iPad Airをおすすめします。

M2チップの高い処理能力と、より多くのアクセサリーへの対応が、作業の幅を広げてくれるでしょう。

iPadは毎日使う機会の多いデバイスですから、使い心地を重視した選択をしていただければと思います。

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