2019年に発売されたTORQUE G04は、機種サポートが終了しても、まだどれくらい使えるのでしょうか。
何年現役で使えるのかについて、わかりやすく説明していきます。
また、TORQUE G04をより長く使う方法と、新しい機種に買い替える際のおすすめも紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
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TORQUE G04は結論いつまで使えるのか
『TORQUE G04』は、2019年8月23日に発売された防水・防塵機能を備えたスマートフォンです。
物理的には耐久性があり、まだ数年間は問題なく使えるでしょう。
しかし、スペックを考えると、2024年中に新しいモデルへの買い替えをおすすめします。
OSはいつまで対応してくれる?
TORQUE G04のスマートフォンは、2020年5月19日に「Android 10」へアップデートされたのを最後に、新しいバージョンへのアップデートが行われていません。
2024年1月時点で、世界の最新OSは「Android 14」ですが、本機種は古いバージョンのままですので、新しいアプリが使えない場合があります。
OSをアップデートしないと、利用できるアプリが限られてしまいます。
また、セキュリティが弱くなり、攻撃を受けやすくなることもあります。
これらの理由から、最新のアプリを利用できず、セキュリティ面でのリスクも高まるため、もし古いOSをお使いなら、アップデートを検討されることをおすすめします。
ソフトウェアアップデートの対応状況
ソフトウェアアップデートは、最近まで定期的に行われており、2023年の4月にも最新の更新がありました。
スマートフォンを現役で使い続ける場合、ソフトウェアのアップデートを継続的に行うことで、より安定した動作を保つことができるかもしれません。
アップデートにより、新しい機能が追加されたり、動作の改善が行われたりします。
そのため、常に最新の状態に保つことが、スムーズで快適な使い心地につながります。
最新機能が欲しいなら機種変更が必須
TORQUE G04を使っているとき、もしゲームが遅かったり、YouTubeが止まったりすることがあるかもしれませんね。
これはスマートフォンのスペックが原因かもしれません。
特に、周りの人たちが新しいモデルのスマートフォンを使っている場合、その性能差を感じやすいですよね。
スマートフォンは3年使うと、充電してもすぐに電池が切れたり、ゲームが途切れ途切れになったりします。
さらに、動画が重くて開けなかったり、アプリを開くと突然終了してしまうこともあります。
これらはスマートフォンの寿命に関連する一般的な不具合です。
スマートフォンの寿命は大体5年と言われていますが、この機種はもうすぐ4年を迎えます。
ですから、操作に支障をきたすほどの問題が頻発するようであれば、新しいスマートフォンへの買い替えを考える時期かもしれません。
TORQUE G04サポート終了後に使っても大丈夫な人・やめた方がいい人
公式サポートが終了した後でも、引き続き使っている人もいれば、そうでない人もいますよね。
スマートフォンの買い替えを考える際には、コストや新しい機能など、いろいろな点を考慮する必要があります。
TORQUE G04のスペックやOSのバージョンを考えたときに、今後も現役で使い続けて大丈夫な人、そうでない人を特徴から分けてみました。
TORQUE G04を使い続けても大丈夫な人
引き続き使うことが向いている人は、ネットでのお買い物をしない方やゲームをプレイしない方、最新のアプリを必要としない方、バッテリー交換が自力でできる方、そしてスマートフォンの動作が少し遅くても気にならない方です。
これらの条件に合う場合は、スマートフォンのスペックに満足していれば引き続き使用しても大丈夫です。
ただし、セキュリティの面から見ると、将来的なリスクも考える必要があります。
特にオンラインショッピングには向いていないため、外出時の予備機として活用することをおすすめします。
TORQUE G04を機種変更すべき人
TORQUE G04を使っているけれど、新しいスマートフォンに変えたほうがいいかもしれない人は、以下のような特徴があります。
オンラインショッピングをよく利用する方や、新しいゲームやアプリを楽しむのが好きな方、5Gの速い通信を求めている方、高品質な写真や動画をたくさん撮りたい方、そしてバッテリーの持ちが悪くなってきた方です。
性能や機能に物足りなさを感じ始めたら、新しい機種に変更することを考えてみてください。
特に、5Gの速い通信を使いたい方や、美しい写真やクリアな動画を撮りたい方には、TORQUE G04のスペックでは足りないかもしれません。
これらのニーズに合わせて、新しい機種に切り替えるのがおすすめです。
TORQUE G04から機種変更するのにおすすめモデル
TORQUE G04から新しいスマートフォンへの機種変更を考えている方には、いくつかおすすめのモデルがあります。
新登場の「TORQUE G06 KYG03」、5G対応の「TORQUE 5G KYG01」、そして耐久性に優れた「G'zOne TYPE-XX」が候補になります。
特に、TORQUE G06は直接の後継モデルとして、またG'zOneはその頑丈さで知られています。
これから、それぞれの機種の特長を詳しくご紹介していきましょう。
【おすすめ1】TORQUE G06 KYG03
2023年10月に登場の後継機は、TORQUEシリーズ史上、最も多い29項目の耐衝撃試験をクリアしており、そのタフネスぶりは変わらず健在です。
新たに追加された「打撃」の項目では、尖った物体(例えば釘)を画面に落としても割れにくいことが確認されています。
メインカメラも大幅に向上し、6400万画素の高解像度で撮影可能です(実際の記録画素数は約1600万画素)。
特に、暗い場所での撮影性能が向上し、クアッドピクセルセンサーにより、焚き火や花火、夜空などのアウトドアシーンを鮮明に捉えることができます。
さらに、有機ELディスプレイを搭載しており、視認性と美しさが向上しています。
先代モデルで指摘されていたタッチ判定の不具合も改善され、日常使いでもストレスなく操作できるようになっています。
【おすすめ2】TORQUE 5G KYG01
TORQUE 5G KYG01は、その他のスマートフォンと比べて特に耐久性に優れています。
このモデルは28種類の耐衝撃試験に合格しており、5.5インチの大きな画面でも割れにくく、落下にも強いのが特徴です。
また、泡ハンドソープで洗える耐薬品性能を持ち、日常生活での汚れも気軽に落とせます。
カメラ機能も魅力的で、F値1.8の約2,400万画素のメインカメラと、F値2.2の約1,600万画素のワイドカメラ(超広角)が搭載されています。
これにより、暗い場所でもクリアに撮影でき、ナイトモードや夜景自動検出機能も新たに加わっています。
さらに、動画撮影や共有の楽しみもあり、アクティブな撮影が可能なアクションカメラとしても活躍します。
TORQUE 5G KYG01は、ただ頑丈なだけでなく、高性能なカメラを備えたスマートフォンとしてもその能力を発揮します。
【おすすめ3】G'zOne TYPE-XX
「G'zOne TYPE-XX」は、アウトドア活動に最適な超タフなケータイとして知られています。
この携帯電話は、米国国防総省の基準に基づいた環境耐性を持っており、1.8メートルの高さから落としても大丈夫な耐衝撃性能を誇ります。
また、水や塵の侵入をしっかりと防ぐ19項目の試験をクリアしています。
見やすさを考慮したディスプレイ構造により、直射日光の下でも画面がはっきりと見えます。
コンパス、気圧計、日の出・日の入りの時間がわかるなど、アウトドアで役立つ多彩な機能が搭載されています。
さらに、プロテクター付き温度センサーやカメラリング、使用時の安定性を考慮した固定バンパーや大音量デュアルスピーカーなど、過酷な環境下でも使いやすく設計されています。
カシオのデザイナーが再び集結してデザインされたこのガラケーは、細部に至るまで妥協のない完成度を追求しており、アウトドアやタフネスを重視するユーザーにとって間違いなく最強の選択肢となるでしょう。
TORQUE G04・TORQUE 5Gを比較してみた
TORQUE G04とTORQUE 5Gは、どちらも耐久性に優れたスマートフォンですが、それぞれにいくつかの違いがあります。
TORQUE G04は2019年8月30日に発売され、5.0インチのディスプレイを持ち、Android 9.0を搭載しています。
一方、TORQUE 5Gは2021年3月26日に発売され、より大きな5.5インチのディスプレイと、新しいAndroid 11が搭載されています。
チップセットに関しては、TORQUE G04にはSnapdragon 660が、TORQUE 5GにはSnapdragon 765が搭載されており、後者の方が若干新しい技術を使用しています。
また、TORQUE 5Gはメモリ(RAM)が6GBと、TORQUE G04の4GBよりも多くなっています。
本体の大きさと重さも異なり、TORQUE 5Gは少し大きく重たい設計になっています。
カメラ機能では、両モデルともに2400万画素のメインカメラを搭載していますが、TORQUE 5Gの超広角カメラは1600万画素と、TORQUE G04の800万画素よりも高解像度です。
色のバリエーションでは、TORQUE 5Gが黒、赤、イエロー、カモフラレッドと、特別なコールマンとのコラボカラーを含む幅広い選択肢を提供しています。
電池容量もTORQUE 5Gの方が4000mAhと大きく、長時間の使用に適しています。
また、TORQUE 5Gは顔認証機能を新たに搭載しており、両モデルともに指紋認証とワイヤレス充電機能を持っています。
これらの違いを踏まえると、より新しいOS、改善されたカメラ性能、そして大容量のバッテリーを求める方にはTORQUE 5Gがおすすめです。
見た目・大きさ・デザインはどう違う?
TORQUE 5Gは、TORQUE G04と比べてより大きなスクリーンを持ち、5.5インチのディスプレイで解像度は2160x1080、アスペクト比は18:9です。
このため、本体のサイズも大きくなっており、幅は2mm増加し、高さは17mm増、厚みが1.4mm増加し、重さも45g重くなっています。
TORQUE 5Gの耐久性能は、シリーズの中で最も高いレベルを誇ります。
京セラ独自の試験を含む28項目の耐久試験をクリアしており、これには耐薬品性能も含まれます。
その結果、泡ハンドソープでの洗浄が可能になり、耐落下性能も向上しました。
これにより、TORQUE 5Gは過酷な環境下でも使いやすく、日常生活でのあらゆるシーンに適応する堅牢なスマートフォンとしての信頼性がさらに強化されています。
SoC・カメラ・バッテリー性能はどう違う?
「TORQUE G04」にはクアルコム製のミドルクラスの「Snapdragon 660」が搭載されていましたが、「TORQUE 5G」ではより高性能なミドルハイクラスの「Snapdragon 765」を採用しています。
これにより、「TORQUE 5G」は処理速度が向上し、さまざまなアプリがスムーズに動作します。
また、メモリ(RAM)は「TORQUE G04」の4GBから「TORQUE 5G」では6GBに増加し、ストレージも64GBから128GBに強化されました。
これにより、より多くのアプリやデータを保存でき、効率的に使えるようになっています。
「TORQUE 5G」は、最新の第5世代移動通信システム「5G」にも対応し、高速なデータ通信が可能です。
カメラ機能においても、「TORQUE 5G」はさらに進化しました。
新しい「ナイトモード/夜景自動検出」機能や、メインとワイドカメラを使った「マルチカメラ」撮影、ダイレクトボタンを押している間だけ録画できる「プッシュムービー」機能が追加され、より柔軟な撮影が楽しめるようになりました。
さらに、新たに搭載された「顔認証」による生体認証機能で、より安全にデバイスを使用できます。
バッテリー容量も「TORQUE G04」の2940mAhから「TORQUE 5G」では4000mAhに増加し、バッテリー持ちが約15%向上しています。
長時間の使用が予想される方にとっても安心ですし、別売りのバッテリー充電器も用意されており、外出時の充電の心配も軽減されます。
TORQUE G04のバッテリー交換・修理について
TORQUE G04のバッテリーは自力でも変えられます。
交換に必要な「電池パック KYV46UAA」は、裏面のカバーを開けて古いバッテリーと交換するだけで、簡単にバッテリーを新しくすることが可能です。
ただし、このバッテリーパックはauの公式サイトでは入手が難しくなっている場合があります。
そのため、Yahoo!ショッピングやAmazonなどのオンラインショッピングサイトで在庫を探すと良いでしょう。
在庫状況は変動するため、こまめにチェックすることがおすすめです。
いつまで修理してもらえる?
TORQUE G04のバッテリー交換やその他の修理は、2026年3月31日までauで受け付けていますよ。
それ以降は他の修理店でお願いすることになりますが、修理の費用については事前にお問い合わせが必要です。
特に、フロントパネルを交換する場合は部品代も必要で、使われる部品が純正でないと画面の色が少し違って見えることもあるので、気をつけてくださいね。
たとえば、外装交換には一万円近い金額がかかることがありますし、水に濡れてしまったり、中に水が入ってしまったときの修理も同じくらいの金額が必要です。
修理にはだいたい1週間から2週間かかることが多く、画面を直すときには最高で40,000円ほどかかることもあるので、修理を考えているときにはこれらの点もしっかり考えてみてくださいね。
TORQUE G04を現役で使い続けるための工夫
TORQUE G04を長く使い続けるためには、次の3つのポイントがとても大切です。
まず、バッテリーの管理に注意しましょう。
バッテリーをいつもフル充電の状態で放置するのは避けて、適切な充電を心がけることが重要です。
次に、充電器やバッテリーには、できるだけ純正品を使用してください。
純正品は安全で性能も保証されています。
最後に、TORQUE G04はとても丈夫ですが、それでも丁寧に扱うことが大事です。
耐久性に頼りすぎず、日々の扱いに注意してください。
バッテリーを充電そのままで放置しない
TORQUE G04のバッテリーは自力で交換することができますが、バッテリーを長持ちさせるためには、過充電や過放電を避けることが大切です。
バッテリーが完全に充電されたら、すぐにコンセントから抜くようにしましょう。
バッテリーを長時間充電し続けると、過充電になりバッテリーに負担がかかり、寿命が短くなる原因になります。
また、バッテリーの残量がほとんどない状態で使い続けると、過放電が起こりやすくなります。
これもバッテリーには悪影響を与えますので、残量が少なくなったら早めに充電することが重要です。
TORQUE G04を長く使い続けたいなら、定期的にバッテリーの残量をチェックして、過充電や過放電が起こらないように注意してください。
充電器・バッテリーは正規のものを選ぶ
TORQUE G04を使うときは、周辺機器を選ぶことも大事です。
特に、バッテリーに負荷がかかることを防ぐため、低品質な周辺機器の使用は避けましょう。
TORQUE G04で使うなら、純正の充電器やケーブルを選ぶことがおすすめです。
純正の製品を使うことで、バッテリーが安全に充電され、長く使うことができます。
高品質な周辺機器を使用することは、バッテリーを守り、デバイスの寿命を延ばすのに役立ちます。
耐久性に頼り過ぎない
TORQUE G04はとても丈夫なスマートフォンですが、長期間安心して使い続けるためには、その耐久性を過信しないことが大切です。
たとえ防水や防塵の性能が高いとされていても、それは特定の条件下でのみ確約される性能です。
たとえば、水中で無理に使用したり、ほこりが多い場所で長時間使い続けたりすると、それが故障の原因になることがあります。
そのため、TORQUE G04を長持ちさせたいなら、その使用環境には十分注意しましょう。
正直TORQUE G04は2024年中に買い替えたいところ
最後に、TORQUE G04をどれくらい長く使えるかについてまとめておきましょう。
TORQUE G04のOSはAndroid 10で止まっており、これ以上のアップデートが予定されていません。
このため、セキュリティの面で不安が残ります。
また、auからの公式な修理サポートは2026年3月末に終了する予定です。
これらの情報を踏まえると、TORQUE G04の利用はあと数年が限界かもしれません。
次の機種に買い替える場合、後継機種のTORQUE G06がおすすめです。
また、現在のTORQUE G04を引き続き使う場合は、バッテリーに過度な負荷をかけないように注意が必要です。
機種変更を考える場合は、キャリアのオンラインショップで割引やプランを確認するのが良いでしょう。
スマートフォンが完全に故障してしまうと、大切なデータを失うリスクがあるため、早めの機種変更を検討することをおすすめします。
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