多くの人が毎日たくさんの時間をスマホを使って過ごしていますが、中には使わない人もいるんですよ。
スマホがいらないと考える人たちには、いくつかの言い分があります。
この記事では、スマホを持たない人が、なぜその選択をしたのかを解説していきます。
たとえば、SNSに疲れてしまったり、スマホの悪影響が心配だったりします。
また、ランニングコストが高いと感じる人や、操作がわかりにくくて覚えるのが大変だと思う人もいます。
スマホに関するこれらの理由から、なくても生活に困らないと感じる人も一定数いるのです。
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日本でスマートフォンを保有している人はおよそ67.6%
総務省が発表した『情報通信白書 令和2年版』によると、2017年から2019年の間に日本のモバイル端末保有状況がどのように変わったかがわかります。
2019年のデータでは、スマートフォンの保有率は67.6%で、これは2017年の60.9%から少しずつ上がっています。
同じ期間に、携帯電話やPHSの保有率は29.3%から24.1%へと減少しており、これは多くの人がガラケーからスマートフォンへと移行していることを示しています。
また、2019年には家庭のスマートフォン保有割合が83.4%に達し、これは初めて80%を超えたことを意味しています。
個人と世帯で見ると、年々スマートフォンの普及が進んでいることが明らかです。
しかし、個人のスマートフォン保有率が67.6%であることには驚く人もいるかもしれません。
特に20代や30代では、9割以上の人が最新のスマートフォンを持っているため、スマートフォンを持たない人が少ないと感じるかもしれませんね。
スマホいらない・持たないし使わない人の言い分
スマホを持たない、使わない人たちには、もっともな言い分があるのです。
ここで紹介するのは、その理由を5つにまとめたものです。
- 別になくても困らない
- SNS疲れでちょっと休みたい
- スマホの悪い影響が不安
- ランニングコストが高いと感じる
- 操作が苦手で、覚えるのが大変
これから、これらの理由について一つずつ詳しく見ていくことで、スマホを使わない選択をする人々の考えがより理解できるでしょう。
スマホが別になくても困らない
「スマホは必要ない」と感じる人たちには、実際に端末がなくても困らないという言い分があります。
「電話とメールだけならガラケーで十分」という声も多く、多機能な端末よりもシンプルな機器の方が便利だと考える人もいます。
スマホがなければSNSコンテンツを楽しむことができないと思われがちですが、ガラケーを使う人の中には、これらのエンタメはPCで行う方が良いと感じている人がいます。
小さなディスプレイではSNS投稿や閲覧作業、動画を見るのも不便なので、代わりにPCを使うという選択をする人もいます。
NetflixやTwitter、Facebook、LINEなど、多くのサービスはブラウザでも利用可能です。
もちろん、ブラウザ未対応のアプリが使えなかったり、SNSの機能が制限される場合もありますが、それでもパソコンの方が使いやすいと感じる人たちがいるのです。
SNS疲れでちょっと休みたい
「スマホが嫌い」と感じる人たちの中でよく聞かれるのが、「SNSに疲れた」とか「SNSに縛られるのが嫌」という意見です。
SNSはいつでもどこでも簡単に人と繋がれるのが魅力ですが、その簡便さが逆に負担になることもあります。
特にLINEの既読機能に関する問題が多く挙げられます。
たとえば、既読無視をしてしまい相手を怒らせてしまったり、既読になっても返信が来ないことが気になったり、常に返信ができるようにスマホに注意を払わなければならないなど、様々なストレスがあります。
また、SNSで注目を集めるために、家族や友人を巻き込んで投稿することに疲れてしまうことも。
遠回しに「いいね!」やリツイートを求められることもあり、これが負担になることもあるようです。
これらのSNSのストレスが、公私にわたって続くため、SNSに監視されているような気分になり、疲れを感じる人もいます。
その結果、スマホ自体を嫌いになったり、SNSを辞めたりする人が出てくるのです。
スマホを持たないことで、SNSに誘われても断りやすくなるという理由も、使用を止める動機の一つとして挙げられています。
スマホの悪い影響が不安
スマホを持ちたくないという人たちの中には、「生活に悪影響が出るのでは」と心配する人もいます。
楽しい機能、例えばSNSやゲームに夢中になりすぎると、「依存症」と呼ばれる問題に陥ることがあります。
特に子どもたちの間で、SNSやゲームに没頭しすぎて昼夜逆転の生活になったり、学業成績が落ちるといった問題がニュースで取り上げられています。
このような事例を目にすると、親としては子どもにスマホを持たせたくないと感じることも多いです。
さらに、スマホ依存は家族や友人とのコミュニケーションを減らす原因となりがちです。
多くの人が、「友人や家族と過ごす時に相手がスマホばかり見ていて不快だ」と感じた経験があるかもしれません。
「家族の会話が減ってしまうかもしれない」と心配する親も少なくありません。
スマホを持たないことで、それに使っていた時間を他の活動、例えば運動や習い事に使うことができるようになります。
また、空いた時間についスマホを触る癖を断ち切るために、「そもそも端末自体持たない」という選択をする人もいます。
ランニングコストが高いと思う
ガラケーを使い続ける人たちの中で、スマホに乗り換えない大きな理由の一つは、スマホの維持費の高さです。
電話やメールの機能だけを主に使う人にとって、多機能なスマホは必要以上にコストがかかると感じるためです。
加えて、月額料金や機種代金だけでなく、スマホの画面が割れやすいことを心配する声もあります。
これらのコストとメンテナンスの手間を考えると、シンプルなガラケーを選ぶ人がいるのは理解できますね。
このように、必要な機能が限られている場合、コスト効率と利便性を考慮してガラケーを使い続ける選択をする人も少なくありません。
スマホ操作が苦手で、覚えるのが大変
ガラケーからの変更に乗り気でない人の中には、操作感が苦手であることが大きな理由として挙げられます。
特に、タッチパネルの操作に抵抗を感じる人が多いようです。
ボタン式のガラケーとは異なり、画面に直接触れて操作するので、慣れていない人にとっては扱いづらく感じるかもしれません。
加えて、多機能すぎて逆にハードルとなり、操作を覚えるのが難しいと思う人もいます。
慣れた人から見れば操作はそれほど難しくないかもしれませんが、シンプルな機能のガラケーに慣れている人にとっては、操作がむずかしく感じる場合も。
さらに、小さなディスプレイが視認性が悪いというユーザーもいます。
これが理由で、スマホを使うことで頭痛やめまいなどの身体的な不調を感じる人もいるため、ガラケーを好んで使用する人もいます。
このような理由から、乗り換えに躊躇する人がいるのは、操作の簡便さや健康上の理由が背景にあるためです。
スマホは別にいらない・持たない・使わない人がいるのは当然
今回の記事で取り上げたのは、スマホを持たないと決めたユーザーはどのような理由を持っているのかということです。
スマホは多くの人にとって欠かせないアイテムですが、ライフスタイルや個人の考え方によっては、デバイスを手放す決断をする人もいます。
スマホがなくても日々の生活にまったく問題ないと感じる人、SNSのやりとりに疲れを感じてしまう人もいます。
また、デジタル機器の使用がもたらす悪影響に心配がある人、ランニングコストが高いと考える人、また、スマホの操作がむずかしくて覚えるのが大変だと感じる人がいるのです。
これらの理由は、経済的な問題や精神的な負担、さらには社会的な側面からも影響を受けています。
スマホを持たない人と話す機会があったら、これらの背景があることを思い出し、それぞれの価値観を尊重するよう心がけましょう。
スマホがない生活を選ぶことも、一つの個性として受け入れられるべきですね。
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