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iPhoneでミュージックを聴きながらゲームアプリはできる?

音楽を聴きながらスマートフォンゲームを楽しみたい...そんな願望を持っている方は多いのではないでしょうか。

iPhoneには「バックグラウンド再生」という機能があり、音楽を流しながらゲームを楽しむことが可能です。

ただし、再生する音楽やゲームの種類・アプリの設定によっては音楽が停止してしまうこともあります。

今回は、快適に音楽とゲームを両立させるための方法を、具体的な設定手順とともに詳しく解説していきます。

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iPhoneの音声再生の基本的な仕組み

音楽アプリとゲームアプリを同時に使用する際の動作について、まずは基本的な仕組みを理解していきましょう。

実は、この知識があるだけで、多くの問題を事前に回避することができるんです。

バックグラウンド再生の仕組み

iPhoneにはバックグラウンド処理という機能があり、何か別の作業をしながら音楽を流すことが可能です。

音楽再生にはそれほど多くのメモリを使用しないため、理論上はほとんどのアプリと同時に動作可能なのです。

実際の動作では、システムが状況に応じて適切にメモリを配分しています。

なお、一般の音楽サービスを使う以外にも、iPhoneにはバックグラウンドサウンドの機能が備わっているのをご存知でしょうか?

集中したり休んだりできるように、iPhoneで海の波の音や雨音などの環境バックグラウンドサウンドを再生できます。

(引用元:Appleサポート

たとえばiOS18においては「アクセシビリティ」→「オーディオとビジュアル」から、好きなBGMを設定して、リラックスタイムに役立てるような使い方もできます。

ゲームアプリの音声処理

ゲームアプリは一般的に効果音など音声が出力されるものです。

このシステムでは、アプリごとに「アクティブ」「非アクティブ」の状態が設定されており、ゲーム内のBGMと効果音の再生を制御しています。

多くのゲームアプリでは、BGM設定を個々に調整することができないものもあり、起動時に他の音声を自動的に停止させてしまいます。

ただし、大手アプリゲームなど、BGM設定が可能な仕様であれば他のアプリの音声と共存することも可能なのです。

実際、CAPCOMなど大手企業がリリースしているゲームアプリなどでは、ユーザーの利便性を考慮してこの設定を採用しているケースが増えています。

つまり、iPhone自体はバックグラウンド再生に対応している端末ですが、アプリ側も同様に音楽を制御する機能がついていなければ、干渉してしまうということです。

音楽アプリ別の対応状況

実は、使用する音楽アプリによって、ゲームとの相性が大きく異なることをご存知でしょうか?

各アプリの特徴と注意点について、詳しく見ていきましょう。

Apple Musicの場合

Apple Musicは、iPhoneの標準音楽アプリとして最も安定した動作を示します。

もちろんバックグラウンド再生にも対応しており、BGM設定ができるゲームとならば問題なく共存可能となっています。

また、AirPodsを使用している場合は、イヤホンのタッチ操作で簡単に再生コントロールができるため、とても便利ですね。

YoutubeMusicを使う

YouTubeMusicも、バックグラウンド再生に対応した音楽ストリーミングサービスです。

有料のプレミアムプランに加入することで、広告をオフにしたりゲームアプリを起動したりしても音楽を流し続けることができます。

また、オフライン再生にも対応しているため、通信環境を気にせず楽しむことができます。

YouTubeMusicのライブラリには数千万曲以上の楽曲が用意されており、カバー曲やリミックスなども豊富に揃っているのが特徴です。

ブラウザでYoutubeをバックグラウンド再生する

ブラウザでYouTubeを開いて音楽を楽しむ方法もあります。

この方法は追加料金なしで利用できる便利な技ですが、ブラウザによって設定方法が異なります。

Safariを使う場合

Safariでは「デスクトップ用Webサイトを表示」機能を使うことで、バックグラウンド再生が可能です。

まず、YouTubeのサイトをsafariで開いたら、URLバーの「aA」アイコンをタップし、「デスクトップ用Webサイトを表示」を選択します。

そのまま動画を再生し、ホーム画面に戻ってもコントロールセンターから再生を継続できます。

楽曲によっては広告が表示されることがありますが、無料で利用できるメリットは大きいでしょう。

iOS18の場合、再生したYoutubeが小窓で表示される場合は、端に寄せることもできます。

Chromeを使う場合

Google Chromeでも同様に、デスクトップモードで開くことでバックグラウンド再生が可能です。

ChromeでYoutubeを検索し、長押ししたら新規タブで開いて、好きな動画を再生しましょう。

そのままタップして開くとアプリが立ち上がってしまう場合もあるため、新規タブで開いてみてください。

その後、コントロールセンターから再生コントロールができるようになります。

メモリ管理と電池消費の関係

音楽とゲームを同時に楽しむ場合、デバイスへの負荷や通信量も気になるところです。

実際のところ、どの程度の影響があるのでしょうか。

メモリ使用量の実態

一般的な音楽再生にはメモリを大きく消費しませんが、ゲームアプリは多くの負荷が発生しやすいです。

iPhone 13以降のモデルでは6GB以上のRAMを搭載しているため、同時実行による深刻な問題は発生しにくいです。

ただし、iPhone XやiPhone 11などの古いモデルでは、メモリ不足による予期せぬ終了が発生する可能性があります。

また、アプリのキャッシュデータが蓄積されると、さらにメモリ圧迫の原因となるため、定期的なキャッシュクリアをお勧めします。

バッテリー消費への影響

音楽再生とゲームの同時実行は、いくらバックグラウンド再生だとしても、単独でゲームをプレイする場合と比べてバッテリーの消費が増加します。

特に高画質設定のゲームでは多くのバッテリーを消費する可能性がありますので、画面の明るさを調整したり、バッテリー節約モードを活用したりするといった対策がおすすめです。

また、長時間ゲームを続けると発熱のリスクも高まるため、バッテリーの劣化を抑えるためには端末の温度にも気を付けてプレイする必要があるでしょう。

ゲームしながら好きな音楽を楽しもう

iPhoneで音楽を再生しながらゲームで遊ぶのは、様々な方法で実現可能です。

Apple Musicなどの純正アプリはもちろん、YouTubeMusicのような専用アプリ、さらにはブラウザを活用したバックグラウンド再生まで、状況に応じて最適な方法を選択できます。

ただし、スムーズに動作するには、使用するアプリの特性を理解する必要があり、同時処理ができるのはBGM設定が可能なゲームアプリに限られます。

本記事で紹介した設定方法やテクニックを活用することで、より快適な環境でゲームと音楽を楽しむことができるはずですので、ぜひ自分に合った方法を見つけていただければと思います。

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