iPhoneの欠点(デメリット)についてまとめました。
日本では圧倒的支持を得ているiPhoneですが、メリットだけでなく欠点(デメリット)があるのも事実です。
そこで今回は、iPhoneの欠点(デメリット)に焦点を当てて、Androidスマホと比べてどんなメリットがあるのか解説します。
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Contents
iPhoneの欠点(デメリット):スペック
iPhoneの欠点(デメリット)を、まずはスペック面に絞って解説します。
最新シリーズで改善されたものもありますが、Androidにはないデメリットがあるのは事実です。
外付けSD不可
iPhoneシリーズは外付けSDカードに非対応なので、購入するときにストレージを見誤ると容量が足りなくなるかもしれません。
iPhoneの容量が足りなくなった場合は、iTunesでPCなどにデータを移したり、クラウドに保管したりと、手間やコストが発生します。
また、iPhoneはストレージが大きくなればなるほど、機種本体の価格が高くなるのも欠点(デメリット)と言えます。
予算の縛りがあるため、とりあえず容量が大きい機種を選んでおくといった対策も難しいです。
USB-C非対応
iPhoneの大きな欠点(デメリット)の1つが、ほとんどの機種でUSB-Cに非対応であることです。
iPhoneはこれまでLightning端子を採用しており、USB-Cよりも互換性が低く不便だと言われ続けてきました。
ようやく、2023年にリリースされたiPhone15にてUSB-Cが搭載されたものの、最新機種を新品で買うのは非常に高額です。
iPhone14以前の機種は全てLightning端子なので、まだ旧仕様のモデルを選ばざるを得ない人も多いでしょう。
iPhoneの欠点(デメリット):使い勝手
続いて、iPhoneの欠点(デメリット)を、使い勝手の面から挙げてみました。
Androidとは操作性に明確な違いがあるため、ユーザーの好みが分かれやすい部分です。
AppStoreのアプリしか使えない
iPhoneの欠点(デメリット)は、AppStoreでダウンロードできるアプリしか使えないことです。
AndroidはGooglePlayStoreからダウンロードしますが、AppStoreより審査がゆるいためアプリの登録数が多く、自由に選べます。
iPhoneはAppStoreの審査が厳しいため、アプリ数がGooglePlayStoreより少なく、Androidで使えるものが同様に利用できるとも限りません。
戻るボタンがない
直感的な操作が売りのiPhoneには、Androidのような「戻る」ボタンはありません。
慣れたら支障ありませんが、戻る専用のボタンで操作したい人にとっては、大きな欠点(デメリット)に感じることでしょう。
iPhoneでボタン操作をしたいなら、iPhoneSEのようにホームボタンのついた機種を選ぶ必要があります。
ただし、ホームボタンは「一つ前に戻る」という機能ではなく、あくまでホーム画面に戻るボタンなので注意が必要です。
折りたたみモデルがない
近年、多くのユーザーから欠点(デメリット)として指摘されているのが、iPhoneには折りたたみモデルがないことです。
GalaxyやPixelなどで折りたたみのAndroidスマホが市場に投入されており、ユーザーの支持を獲得しつつあります。
しかし、iPhoneは2024年2月現在、折りたたみスマホに関する具体的なリークは少なく、噂レベルの情報にすぎません。
折りたたみiPhoneが今後登場する可能性はありますが、現状、折りたたみスマホを買いたいならAndroid一択です。
iPhoneの欠点(デメリット):価格
iPhoneの欠点(デメリット)を、価格の観点からまとめてみました。
iPhoneは総じてハイスペックですが、それゆえに購入コストや維持費は高くなりがちです。
本体が高い
iPhoneの欠点(デメリット)の中で最もユーザーが悩ましいのは、本体が高いことでしょう。
iPhoneをはじめとするiOS製品は、Apple社のブランド戦略もあってどのデバイスも高価です。
価格が高いだけでなく、それ相応のスペックやサポートが用意されていますが、最近は値上がりも続いており、まとまった予算が必要です。
特に、iPhoneの中でもナンバリングシリーズと呼ばれる、末尾に数字がつくモデルは総じて高価な傾向にあります。
維持費がかかる
iPhoneは本体だけでなく、アクセサリ代やバッテリー交換などの維持費もかかるのがデメリットです。
先述のとおり、USB-C非対応の機種ではLightningケーブルが必要で、アクセサリも純正品を選ぶなら高価です。
かと言って、安くて規格のあわない充電器を使うとバッテリーが早く劣化しますし、電池の交換費用も無償ではありません。
AppleCare+に入れば2年間保証が受けられますが、結局2年目以降にトラブルが発生しがちなので、長く使うには維持費も考慮する必要があります。
iPhoneには利点(メリット)も多い
ここまで、iPhoneの欠点(デメリット)を深掘りしてきましたが、もちろんメリットも豊富です。
セキュリティやサポートの面ではAndroidにはない強みもあるため、iPhoneが一概に欠点ばかりとも言えません。
iOSサポートが長い
iPhoneに搭載されているiOSは、サポート期間が長いため、購入後も安心して利用できます。
iPhoneのiOSアップデートは発売から約5年は受けられますし、セキュリティアップデートはそれより長く提供されます。
Androidは、GalaxyやPixelなどサポートの手厚い端末も出てきましたが、基本的にiPhoneよりもOS保証は短めです。
強固なセキュリティ
オープンソースで開発されているAndroidと比べて、Apple端末はセキュリティが強固です。
AppStoreの登録アプリ数が少ないのはそのためで、自由度は低くなりますが、その反面で安全に使えるのがiPhoneのメリットです。
初心者などライトユーザーは、カスタマイズ性よりも安全を重視する人が多いため、iPhoneが適しているでしょう。
下取り価格が高い
iPhoneは、購入費用は高くなりますが、値下がりしにくいため下取り価格が高くつきやすいです。
数世代落ちのiPhoneでも、美品であれば数万円の下取り査定になる場合も多く、次回スマホを買い替えるときの負担を軽減できます。
Android端末は、数年落ちになると大幅に値下がりするため、初期費用こそ安く済みますが、下取り価格はあまり期待できません。
直感的に操作できる
iPhoneは全てのモデルをApple社が開発しており、操作方法や仕様が統一されていますから、直感的な操作が可能です。
Androidの場合は、Googleやサムスン、SONYなどメーカーによって色があるため、機種変更のたびに操作が覚え直しになります。
子供やシニアのスマホ選びでは、機種変更のたびに操作方法を覚える必要のないiPhoneが好まれる傾向もあります。
iPhoneは欠点(デメリット)もあるが人気は根強い
本記事では、iPhoneの欠点(デメリット)に焦点を当てて、Androidと比べてどんな利点があるのかをまとめました。
Androidユーザーとは好みが分かれがちですが、iPhoneには一概に欠点(デメリット)ばかりでもありません。
特に、Apple製品のセキュリティの高さや下取り価格、iOSサポート期間の長さは、Androidにはないメリットと言えるでしょう。
iPhoneの欠点(デメリット)が気になっているなら、双方の特徴を比較した上でAndroidを選ぶべきかどうか検討してみてはいかがでしょうか。
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