iPad第8世代は2020年9月に発売された10.2インチタブレットです。
A12 Bionicチップを搭載し、第7世代から大幅な性能向上を実現した魅力的なモデルとして知られています。
2024年現在もiPadOS 18に対応しており、高い実用性を備えていますが、中古購入時には確認すべきポイントがいくつかあります。
本記事では、iPad第8世代の性能や寿命、中古購入時の注意点について、実機での使用経験を交えながら詳しく解説します。
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Contents
基本スペックと発売時期を確認しよう
iPad第8世代は2020年9月に発売された10.2インチタブレットです。
発売当時の価格は34,800円からでした。
第7世代からの最大の変更点は、A12 Bionicチップの搭載です。
RAMは3GB、ストレージは32GBと128GBのバリエーションが用意されています。
前世代と比べてサクサク動作し、処理速度の向上を体感できました。
それでは、このiPadの詳細なスペックについて見ていきましょう。
ストレージと接続性能の詳細
32GBモデルは基本的なアプリの使用には十分ですが、写真や動画を頻繁に扱う方には128GBモデルがおすすめでしょう。
Wi-Fi通信はWi-Fi 5に対応しており、動画ストリーミングも快適です。
Lightningポートは充電だけでなく、様々なアクセサリとの接続も可能です。
スマートコネクタにはSmart Keyboardを接続でき、ノートパソコンのような使い方もできますよ。
システム性能と実用性について
A12 Bionicチップの採用により、第7世代と比べて大幅な性能向上を実現しています。
では、具体的にどのような違いがあるのか、詳しく見ていきましょう。
処理性能の詳細分析
Geekbench6のスコアでは、マルチコアで約2,400点を記録し、第7世代と比べて性能向上を実現しています。
さまざまな動作やアプリでも、快適に使えることでしょう。
イオシスで、iPad8世代の訳あり品を購入したんだけど、自分の使い方程度(3Dなゲームせず、ウェブやら写真やら電子書籍やらのブラウズ主体)なら、全然これで十分やね。
訳ありっても、目を凝らさないとわからんくらいのホコリのディスプレイへの入り込み程度だったし。
— めたろじ (@MetaLogic_3DCG) September 4, 2024
Neural Engineを搭載していることで、AR機能や写真編集の処理も高速です。
また、複数のアプリを同時に使用しても、メモリ管理が効率的に行われるためか、全く問題なくマルチタスクを実行することができます。
対応OSとアップデート状況を理解しよう
2024年現在、iPad第8世代はiPadOS 18に完全対応しており、最新のセキュリティアップデートも継続して提供されています。
A12 Bionicチップを搭載していることで、新しい機能への対応も充実していますね。
今後のアップデート対応予測
iPadOSの対応状況を見ると、2025~2026年頃まではOSアップデートが受けられるかもしれません。
その場合、2027~2028年頃までは最新のセキュリティアップデートが提供される可能性が高いと予想されます。
つまり、セキュリティ面ではしばらくの間、安心して使い続けることができます。
現在のiPadOS 18でも、ホーム画面のウィジェットやアプリライブラリなど、最新の便利機能をたくさん利用できます。
アプリケーション互換性の現状
App Storeで配信されている主要なアプリは、ほぼすべて問題なく動作します。
イラスト制作アプリや写真編集アプリでもスムーズに動作しますし、Neural Engineによる画像処理の恩恵を受けることができます。
ゲームアプリも、原神やPUBGなどの高グラフィックスゲームでも安定して動作することを確認しています。
もちろんInstagramなどのSNSアプリにも対応していますよ。
バッテリー性能と経年劣化について
発売から約4年が経過していますが、バッテリーの状態は比較的良好なケースが多いです。
新品時には約10時間の連続使用が可能でしたが、使用頻度によって劣化度合いは異なってきます。
実際の使用感とバッテリー持続時間
一般的な使用で2年経過後でも8時間程度のバッテリー持続時間を維持できています。
今の無印iPad8は3年間毎日使ってるからバッテリーの減りがめちゃめちゃ早くなってきてる🥹
— 🥴ていぞーん3♫🥴 (@TI_ZONE3) October 31, 2023
充電サイクルが800回を超えると徐々に劣化が目立ってきますが、Apple公式でのバッテリー交換費用は15,000円となっています。
これから使う年数を考えると、交換する価値は十分にあるでしょう。
また、20W以上の充電器を使用することで、約2.5時間でのフル充電が可能です。
画面性能と実用性を確認
10.2インチのRetinaディスプレイは、2160×1620ピクセルの解像度を持ち、True Toneディスプレイにも対応しています。
実際の使用感について、詳しく見ていきましょう。
ディスプレイ性能の特徴
画面の明るさは最大500ニトで、屋外での使用でも十分な視認性を確保できています。
アップルペンシル(第1世代)に対応しており、筆圧検知や傾き検知も正確です。
True Toneテクノロジーにより、周囲の環境光に応じて自然な色味に自動調整されるため、長時間の使用でも目の疲れを軽減できます。
また、コーティングにより、反射を抑えた見やすい表示を実現しています。
中古品購入時の重要チェックポイント
中古品を購入する際は、いくつか確認すべきポイントがあります。
私もこれまで何回も中古iPadを購入してきましたので、特に注意すべき点をお伝えしていきますね。
バッテリーの状態と確認方法
「設定」アプリから確認できるバッテリーの最大容量は、85%以上あることが望ましいです。
また、充電の減り方が不自然でないか、突然のシャットダウンが発生しないかなども、実際に使用できるのであれば確認することをおすすめします。
充電時の発熱具合も重要なチェックポイントです。
異常な発熱がある場合は、バッテリーや充電回路に問題がある可能性があります。
バッテリー状態は必ず確認しておきたい点です。販売店が公開している情報を参考にしてみてくださいね。
外観と物理的な状態の確認
画面の傷やヒビなど、外観の破損確認は大切です。
2020年のiPad8世代を中古2万円で買った!かなりきれいでいい感じ☺️
サードパーティ製のペンも買おうかな、絵日記的なのやりたい— フーミンEX🌻 (@kurohebisann) September 7, 2024
特にスマートコネクタ部分やSmart Keyboardの動作確認も可能であればしておきたいですね。
ホームボタンの反応や各種ポートの状態、スピーカーの音質なども入念に確認しましょう。
また、イヤホンジャックやLightningポートに破損がないかも大切なチェックポイントです。
実機に触れないオンラインショップであっても、販売店のランク評価を参考にすると良いですよ。
iPad第8世代はまだまだ現役!
2024年時点でiPad第8世代を中古購入することは、非常にアリな選択肢だと考えています。
A12 Bionicチップの高い処理能力と、まだまだ長いOSサポート期間を考えると、コストパフォーマンスは抜群です。
中古市場での相場は状態にもよりますが、35,000円程度となっています。
バッテリー状態が良好で外観に問題がない製品であれば、このくらいなら妥当な購入価格と言えるでしょう。
新品のiPad第9世代との価格差を考慮しても、十分な選択肢となり得ます。
特に、クリエイティブ作業や動画編集なども視野に入れている方には、おすすめのモデルですよ。
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